今日は久しぶりに、1月にドイツの展示会で見た技術たちを。
先ずは私の一押しから(笑
古くなった木製窓や樹脂窓をアルミカバーで覆ってしまう技術。
写真でも分かるように、そのカバーだって木目だしね、
こういう技術が日本にもあったらいいのに・・・
と思うも、
日本の場合は一枚ガラスを2枚にとか、2枚でも寒い窓ならもう一枚プラスとか、
そっちがメインになってますからね、
悲しいかな、窓の劣化を抑えるメンテ用品もなければ、窓のリノベ技術もない。
こういう窓のリノベーション技術が、
日本でも必要とされる時代なんて来るのでしょうか、、
サッシと躯体の隙間を埋めるテープ。
押しつぶされている部分は数ミリなのに、何倍にも膨張する力で
気密・防水機能を持たせ、その性能も経年劣化しにくいというスグレモノ。
横から見ると、どんだけ膨張するかがよくわかる。
この部材、当社でも一部シリーズでは試験採用してるのですが、
このテープ、室内側と屋外側があって圧密度を違えることで、
屋外から室内への水分の侵入を防ぐという仕掛けを聞いたら、
そりゃあ、すごいべ!て即採用決定した代物なんです(笑
というか、本当はこの写真の窓枠の柄が気になったかな^^;
こんな模様のサッシもあるんだあ、ってね。
この国たちでなら、何でもできちゃう感じですよね。
スタンダードな屋根瓦。
それにしてもブースの規模、ディスプレイの大きさに驚かされます。
屋根材と施工のしくみの展示物。
この平板タイプの屋根材は住宅地ではそう見かけることはないけど、
この仕組みなら、これから普及するのかもしれません。
屋根構造と天窓の実寸大サンプル。
屋根の厚みの中で、窓枠を上部は水平に、下部は垂直に、
拡げているのがわかりますでしょうか。
天窓の採光は室内側に向かって末広になるのが理想的なんです。
これまた私の興味で断熱の厚みが気になり撮ったもの。
人間も埋まってしまいそうですね^^;
私たちの仕事って、
高所作業の効率化・安全対策はいつだってテーマの一つかもしれません。
こういう展示があると、
こりゃ、移動持ち運びが楽そうだべ、
これは狭所でも使えそうだべ、
とか、ついつい見てしまうんですよ(笑
以上、
ミュンヘンBAU報告でした^^
コメントを残す