ドイツ製サッシを間仕切りとして使う

家を建てる時に、誰もが一番悩むのが間取りのことではないでしょうか。

ドイツ製サッシを間仕切りに

春夏秋冬それぞれの季節にある毎日の生活シーンをイメージしながら、
忙しい家事や子育てをどれだけ効率的にこなすか。

個人としての自分の時間をどんな空間で過ごすか。

子どもたちの成長に、自分たちの将来の過ごし方までを想像して、
あれやこれや盛り込もうとするのですが、そうすると、
家の面積ってとてつもなく大きくなってしまうものです。

親戚や兄弟家族、友人家族が集まった時のことを考えると、
ある程度広いリビングにしたい。
両親が来た時には泊まれる部屋も欲しい。
普段はオープンでも、泊まる時だけは仕切れる建具があったら・・・

そんなことを悩み迷いながら間取りは固まっていきます。

一時的に視界を遮るだけなら、2本引きや3本引きのようにスライドする建具を設ければいい。
その点で昔の続き間だったり、武家屋敷のようにすべての部屋を襖で仕切るのは、
日本の持つ合理的な手法だったように思います。

ただ、この襖のようにスライドする仕切り建具では音の問題は解決できません。
電話の声、テレビの音も隣室にもれ、ひそひそ話もできない、
まど、家族間のプライバシーが保てなくなったりします。

そこで、

音を間仕切りながら、視界は間仕切らない。

そのための方法として窓は使えるかもしれません。

既に紹介させて頂いたことがあるので、知っている方は飛ばして頂き、
初めての方は動画を見て頂けると嬉しいです^^

この窓を間仕切りとして利用することも可能なのです。

FIX窓&折り畳み窓で(フォールディングドア)間仕切る

数年前の事例から紹介すると、

サッシで間仕切る(1)
タイル貼りのウィンターガーデンルームとでも言える部屋と、
廊下を窓で仕切り、右のようにドアを付ければ出入りも可能になります。

サッシで間仕切る(2)
ウィンターガーデンルームと奥のフローリングとなっているリビングとを広く使いたい、
そんな場面では間仕切りとして使っている左側4連のフォールディングドアを、
写真のようにフルオープンにすればいいわけです。

当社の場合フォールディングドアの標準は4連タイプなのですが、
こちらの家で採用している写真右側のフォールディングドアは、
珍しい5連タイプなのが分かりますでしょうか。
(6連も可能ですので興味のある方はお問合せ下さい^^)

そして、

サッシで間仕切る(3)
ウィンターガーデンルームとリビングの間仕切りである4連フォールディングを閉め、
5連フォールディングドアをフルオープンにすれば、屋外と一体に繋がるのです。

真冬だとさすがに5連フォールディングを開けることはないと思いますが、
まだ室温と外気温にわずかに温度差がある時期なら、
リビング等の屋内の室温低下を防ぐこともできるのです。

音を遮り、熱損失を抑え、それでいて視界は保てる。

このフォールディングドアの使い方としては、

ピアノ室など楽器を演奏している時は仕切りながら、
演奏する様子はいつでも窺うことができる。
演奏していない時はフルオープンにして空間をのびのび開放すればいい。

大型犬などの吠える声は遮りながら繋がる関係を保つドッグスペースにも使えそうです。

工作作業など音の出る趣味などでも活かせそう、と色々ありますが、

もし視界を遮りたければ当社オリジナルのドレーキップ用スクリーンも便利です。

ドイツ製サッシの防音性能は、

こちらの動画の音で確認してみてください。

サッシって、発想しだいでまだまだ活用できるシーンはあるのではないかと思います。
もし、こんなことはできないだろうか?
というアイデアがある方がいらっしゃったらどんどん遠慮なくお知らせください。

できるかできないかはわかりませんが、
一緒に考えてみるだけでも楽しいし、その通りできないとしても、
代案として近いアイデアなら生まれるかもしれません。

日本では一般に馴染みのないフォールディングドアですが、
当社の見学会に足をお運び頂けたら、見て触れて体験して頂くことが可能です。

直近で体感して頂けるのは今週末開催の完成したお家の見学会になります。

完成のお家見学会は、

2月29日・3月1日(土・日):岩手県滝沢市にて開催

見学会の家で確認できるフォールディングドアは4連タイプで、
ガラスはトリプルガラス。
解放感の確認、開閉のしやすさの確認や防音性の確認、
そしてガラスの断熱性能はUg=0.5なので、
窓際に立ってみて寒さを感じるかどうかの確認なども可能です。

断熱性の確認をできるは、今の時期だけかもしれません。

ぜひ、実際に見て頂き、
家づくりに新たな可能性を見つけて貰えたら嬉しいですね^^

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