今日は、岩手県は北上市にて平屋住宅の一日フレーミング。
フレーミング作業開始時の報告写真。
現場に行ってみたかったけど・・・ 残念ながら今日は隙間時間なし。。
曇天な今日なら少しは作業しやすいかもしれないなあと思いつつも、
何もできない私はいずれ無事に終えてくれたらと願うだけしかできません^^:
昨日の当社は「技術会議」の日。
設計技術者、現場管理者、現場技能者が集合し、それぞれの立場からアイデアを共有する場です。
これまで何度かの会議を重ね、素材等が絞り込まれた前回の内容を受けて今回は、施工方法に関する実サンプル二案を提示してくれました。一つずつ構成と手順などの説明を受けたけど、一つの方は想定外の逆転の施工法でみんなの意表を突いてきたのは驚きでした。でも不思議ですね、何だかそれだけでその時間が楽しいものになってしまうんですから。
ですが、最終決定したのは逆転発想ではなく正攻法の施工案でした。
その理由は、予定されている次のスペックにもそのまま応用可能だったので。
1.工場での住宅パネル製造時の作業負担、
2.今日のような一日フレーミング時の作業負担、
3. その後の外張り断熱工程での作業負担、
3ステップで行う作業内容も決まり、あとは実際にやってみて作業手順を再検証しようってことに。これでドイツや北欧のような高いレベルにまた一歩近づけるはずです。
ヨーロッパはなぜ、住宅の耐久性を100年200年当たり前だと考えられるのか、
見本市の施工サンプルで、工事現場で、レクチャーで、これはヤバいと感じるくらいに思いっきり見せつけられてるだけじゃ情けないですからね。
このギャップを少しでも埋められたら・・・
とこれまで積み重ねてきてはいるけど、正直まだまだひよっこレベルかも。。
少しずつ、ラックに収まる住宅パネルの風景がかわり、
一日フレーミングの風景や断熱施工の風景も変わっていく・・・
なのに、住宅が完成したら見ることもできず、褒められることもない技術。
30年後、もしくは40年くらい経って以降、窓の交換時とかに評価されるのかもしれません。
岩手に居て、欧米では当たり前な住宅の断熱レベルや耐久性を実現するために、
私たちが今できることを考え実践し、当たり前というギャップ埋めていく。
・・・
にしても、今あるギャップをいつか埋められるんだべか?・・
欧米だって常に進化してるべな・・
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