日本とヨーロッパの樹脂サッシ、デザインが違う?角張りvs丸みの背景を探る

レバーハンドル:メタリックゴールドの画像

今日、Xにこんな投稿をしました。

レバーハンドルを握った際と操作時の違和感から意識することになった樹脂窓のレバーハンドル。これまでドイツ樹脂サッシの断熱性能を主にお伝えしてきましたが、今更ににしてこんな気付きもあったりするのです。

以前、このブログ記事として投稿したことのある

樹脂サッシ枠にある日本とドイツ(ヨーロッパ)の違い

さり気なく窓を美しく見せる?サッシの持つ丸み

この過去記事合わせて参考に観ていただくと、日本とドイツ(ヨーロッパ)の樹脂サッシの違いについて想像しやすいのではないかと思います。

そこで冒頭のX投稿をしたあと、この違いについて背景やメリット・デメリットについてAIさんに訊いてみました。その回答をそのまま以下に貼り付けます。

窓のリフォームや新築を検討する際、樹脂サッシの選択肢が豊富になった現在。しかし、日本製とヨーロッパ製を比較すると、デザインに明確な違いがあることに気づきます。特に目立つのが、レバーハンドルや枠の形状の違いです。

明確に異なる二つのデザインアプローチ

日本の樹脂サッシの特徴

  • 角張ったレバーハンドル:直線的でシャープなライン
  • 角張った樹脂枠:四角形を基調とした幾何学的なデザイン
  • 機能重視:シンプルで分かりやすい操作性

ドイツ(ヨーロッパ)の樹脂サッシの特徴

  • 丸みのあるレバーハンドル:曲線を活かした有機的なフォルム
  • 丸みのある樹脂枠:角の丸い優しい印象のデザイン
  • 人間工学重視:手に馴染む形状と操作感

    私見;国産サッシ主流の縦辷り出し窓はレバーハンドル操作は90度回転、ドイツではドレーキップ窓が主流なため、内開き(水平ハンドル)内倒し(上方ハンドル)と180度操作でハンドルを握る手を持ちかえる場合があるため、操作性を重視するようになったのではないかと思われます。

なぜこのような違いが生まれたのか?

文化的背景の違い

日本の美意識 日本の伝統的な建築やデザインには、直線美を重視する文化があります。和室の畳や障子、現代建築の清潔感のあるラインなど、角張ったデザインは日本人にとって馴染み深く、「きちんとした」「清潔な」印象を与えます。

ヨーロッパの美意識 一方、ヨーロッパでは古くから人間工学やエルゴノミクスが重視され、「使いやすさ」と「美しさ」の両立が追求されてきました。丸みを帯びたデザインは、温かみがあり親しみやすい印象を与え、長時間の使用でも疲れにくいとされています。

技術的発展の経緯

日本の樹脂サッシ発展史 日本では1980年代から樹脂サッシが普及し始めましたが、当初は断熱性能の向上が最優先課題でした。機能性を重視する中で、製造コストを抑えつつ品質を確保できる角張ったデザインが主流となりました。

ヨーロッパの樹脂サッシ発展史 ヨーロッパ(特にドイツ)では1950年代から樹脂サッシの開発が始まり、早い段階から人間工学を取り入れた設計が行われました。長い開発期間の中で、使用者の快適性を追求した結果、丸みのあるデザインが確立されました。

 私見:この歴史の差が大きいのではないかと

それぞれのメリット・デメリット

日本式(角張ったデザイン)のメリット

製造面でのメリット

  • 金型製作コストが比較的安価
  • 大量生産に適している
  • 品質管理がしやすい

使用面でのメリット

  • 汚れが溜まりにくい構造
  • 清掃がしやすい
  • シンプルで故障しにくい
  • 日本の住宅デザインとの調和

    私見:汚れが溜まりにくい、清掃がしやすいについては私の理解が及びません。

日本式のデメリット

  • 長時間の操作で手が疲れやすい
  • 触感が硬く感じられる場合がある
  • デザイン性で劣る印象を持たれることがある
  • 小さな子どもや高齢者には操作しにくい場合がある

ドイツ(ヨーロッパ)式(丸みのあるデザイン)のメリット

人間工学的メリット

  • 手にフィットしやすく、握りやすい
  • 長時間の使用でも疲れにくい
  • 操作に必要な力が少なくて済む
  • あらゆる年齢層にとって使いやすい

デザイン面でのメリット

  • 高級感がある
  • モダンで洗練された印象
  • インテリアとしての価値が高い
  • 触り心地が良い

ドイツ(ヨーロッパ)式のデメリット

  • 製造コストが高い
  • 複雑な形状のため品質管理が難しい
  • 汚れが溜まりやすい箇所がある
  • 修理時の部品調達が困難な場合がある

    私見:汚れが溜まりやすい箇所?がわからない。ドレーキップ特有なこと?

市場での評価と選択基準

日本市場での評価

近年、日本でもドイツ(ヨーロッパ)製樹脂サッシの人気が高まっています。特に高級住宅や注文住宅では、デザイン性と操作性を重視してドイツ(ヨーロッパ)製を選ぶケースが増加しています。

選択する際のポイント

日本式を選ぶべき場合

  • コストを重視する
  • メンテナンスの簡単さを優先する
  • 和風・シンプルなデザインの住宅
  • 大量に窓を設置する場合

    私見:メンテナンスの簡単さで言うなら、内開き可能なドレーキップ窓の方がガラス・枠周りの誇りの清掃はしやすいと思うのですが・・・

ヨーロッパ式を選ぶべき場合

  • デザイン性を重視する
  • 操作性・快適性を優先する
  • 高齢者や小さな子どもがいる家庭
  • 頻繁に窓を開閉する場所

今後の展望

日本の樹脂サッシメーカーも、ヨーロッパの優れた点を取り入れた製品開発を進めています。コストと品質のバランスを保ちながら、より人間工学に配慮したデザインの製品が登場することが期待されます。

一方で、ヨーロッパメーカーも日本市場のニーズを理解し、メンテナンス性を向上させた製品を開発するなど、相互に学び合う関係が構築されつつあります。

私見:私の知る範囲ではメンテナンス性はドイツの方が機能・メンテ周辺素材が揃っていると思う。

まとめ

日本とドイツ(ヨーロッパ)の樹脂サッシのデザインの違いは、それぞれの文化的背景、技術的発展の経緯、市場ニーズの違いから生まれました。どちらが優れているかではなく、使用する環境や優先する価値観によって最適な選択が変わります。

窓は住宅の重要な要素の一つです。単に機能性だけでなく、毎日の暮らしの中での使いやすさや満足度も考慮して、自分の住まいに最適な樹脂サッシを選択することが大切です。

私見:甲乙つけない無難なまどめはAIの良い点なのかもしれませんね

AI情報と私見はここまでです。AIも間違うことがよくありますのであくまで参考にしてください。実際に触れて、操作して、その違いから判断してみてください。

最後に、当社が扱っているレバーハンドルについて。

ドイツ樹脂サッシのレバーハンドル

レバーハンドルカラーは白色が定番ですが、そのほかに2色のレバーハンドルを用意しています。

メタリックゴールド

レバーハンドル:メタリックゴールドの画像

ゴールドとは言っても、ごく浅い色味です。木目調用のカラーサッシ用にお勧めしています。

メタリックシルバー

レバーハンドル:メタリックシルバーの画像

このレバーハンドル色は、グレー系2色と青色サッシにお勧めしているものになります。

ドイツの樹脂枠の丸みは目にやさしく、ドイツサッシのレバーハンドルは手にやさしい

と言えるかもしれません。

最後の最後に追加として、私にとっての初記録を紹介して終わりにします。

今現在で317万回再生。
編集した時、いつもよりは良さげかも?とは思ったものの、まさかこんなに回るなんて、驚きです。