今日まで開催だった岩手県花巻市での完成住宅見学会。
気温が30℃超えた昼前、窓周囲ヒートブリッジ夏チェックなら・・・
行けるのは今日しかないべ!てことで見学の空きを狙い昼時間に行ってみたのですが、見学されているご家族がお一組。
見学のお邪魔にならないように・・・サーモチェック。
その流れで大きなドレーキップ窓の操作感、重量感もチェック。
トリプルガラスの大きなドレーキップ窓内開き
内開きすると鉄心入りの重い樹脂枠とトリプルガラス重量に、ちょっとした遠心力により内開き動作時はやはり重量感は感じます。まあ、普段の暮らしでは大掃除とか窓掃除の時とかしか内開きにする場面はないと思いますけど。

窓幅が大きければ大きいほど、建具ど枠強度が必要になります。何よりヒンジにかなり負荷がかかるので、それだけの重量を支えることのできるしくみが必要になります。
その点、ドイツではこの程度のWサイズは当たり前。マンション・ホテルなどでもよく見かけることができるサイズなので、安心できるはずです。
トリプルガラスの大きなドレーキップ窓の通気モード内倒し
ドレーキップ窓は内開き&内倒しの二つの開閉を一つの窓でできる優れた機能窓です。特に普段使いに便利なのが内倒し開閉です。

北欧やドイツで観て触れた時のような、あの圧巻の内倒し感は私には溜まらないものがあります。
正面から外を観たとしても、ピクチャーウィンドウとしての機能をそれほど損なうことはありません。元々ドイツで防犯用として開発された窓ですから、写真のように内倒しにして窓を開けたままお出かけできる点もこの窓のスグレポイントではないでしょうか。
ドレーキップ窓内倒し換気用に自社製作しているスクリーン
サッシ輸入をドイツ一本に絞ったのは樹脂サッシ断面サンプルを見本市で見たのがきっかけ。サッシの断熱性能が目的でした。断熱性能とは関わりないけれど春夏を快適に過ごすための通風には欠かせないドレーキップ窓機能なのに・・・なぜか一般のカーテン類だと通気の障害になってしまう。
ドレーキップ窓用スクリーンはドイツに限らず北欧の家にだってあるのに・・・日本ではなぜ売っていない?・・
これじゃ、ドレーキップを存分に使いこなしてもらえない・・
良いのかそれで?(自問自答の繰り返し)
そんなことから、部材だけ輸入して自社製作するに至ったのがこのスクリーンです。
ドレーキップテラスドアにドレーキップスクリーン

一般のカーテン類は必ず、壁に取り付けられてしまいますが、注意して観ていただくと、ガラス部分だけをスライドして覆うタイプのスクリーンだとわかります。
大きなドレーキップ窓用スクリーン
右側には当社で一番人気の大きく開閉できるフォールディングドアがありますが、今日はそこにはふれません(笑

窓サイスH1250この高さは当社高窓サイズのスタンダードで、窓幅を広げる場合は連窓タイプにデザインすることが多いのですが、ピクチャーウィンドウとなれば話は別です。W1500を確保しました。
スクリーンを中間に寄せた縦長サイズのテラスドアと、
横長サイズのこの窓では見え方が違います。横長窓にスクリーンを横長に中間にまとめた方が美観的に良くないですか?
何と何をどのような場面でどう組み合わせたら、どのように見えるか。
なんてことも参考に観ていただけたら私としては嬉しいかな。
大きなドレーキップ窓とスクリーン操作を動画で
最後に、お子さんを見ていたスタッフにちょっとだけお願いして、窓の操作を動画で撮らせてもらいましたので、それを紹介して今日のまとめとしたいと思います。
会場にいたスタッフに手伝ってもらい、ドレーキップ窓と内倒し換気を損なわない専用スクリーンの操作感を。
トリプルガラスでこのサイズ…もしかしたら丈夫なドイツ金物だから出来るサイズかもしれないですね。 pic.twitter.com/HpxbNeNCJC— oyakata (@ooyakata11) August 24, 2025
窓が変われば、暮らしかたが変わる
窓のこと、まだまだ知らないことばかりだけど、地道に一歩ずつ!です。
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