3月25日から26日にかけて、北海道帯広市隣の幕別町から岡本建設様にお越しいただきました。はるばる岩手までお越しくださり、完成現場・工事現場・モデルハウスの案内から技術情報交換会まで、中身の濃い2日間を共に過ごすことができ、心から感謝しています。
一年前、北海道を目指したのは岡本建設の高気密高断熱住宅
昨年、私とスタッフ3名は北海道を訪問しています。そのきっかけとなったのは、岡本建設相談役様のX投稿の写真がきっかけでした。
工事中の現場の写真投稿を拝見していると、同じ2×4工法だとわかります。
断熱性を高める構造の工夫
その後、機会があるごとに投稿をチェックしていると、
この写真…. もしや、
この構造は私たちの懸案となっているものを解決しているのかも?
ずっと、気になっていたのです。
断熱施工の高い成熟度
その後引き続き、投稿を拝見していると、
なんなの、この断熱は?
うちらとはレベルが違う!どうすればこうなるの?
住宅会社によって、考え方も違えば、施工のやり方が違うの当たり前ではあるのですが、同一指向の会社であることは施工を観ればわかるわけです。
高気密・高断熱を極めたい
もっと暖かい家にしたい
と考える者にとって、気になる点を二つも見つけてしまったのです。
岡本建設様まで足を運び、自分の目で直に観て、学ばねば。
これは自然な流れでした。
訪問の快諾を得て、昨年2月上旬北海道へ向かったのです。
ところが、不運なことに記録的な大雪が原因で、十勝方面への交通はすべて遮断。そのため、岡本建設様への訪問は叶わず、予定を変更せざる得なかったのです。
岡本建設様への訪問は叶わなかったものの、偶然にも、東京出張帰りで札幌に足止めになっていた岡本建設の常務さんにお会いでき面識を得られたのは幸運だったのかもしれません。
そして昨年末、逆に当社を訪問したいとの打診があり、今回に至ったのでした。
主目的は、当社の一日フレーミング
お聞きすると、できればフレーミングを観たいとのこと。
そこで3月25日には来県されるとのことで、翌3月26日にフレーミング日を予定しました。この日は朝7時からの見学を設定していましたが、24日に天気予報は26日晴れ予報だったものが、25日朝には26日雨予報に急変していたのです。
そこで岡本建設様には申し訳なかったのですが、フレーミング日程を今日28日に変更となったしだいです。
花巻空港での待ち合わせからの、はじまりは3月25日のお昼
25日のお昼、花巻空港でお待ち合わせし、まずは2カ所ほどの現場視察からスタートし、当社の工場視察へ。幕別町は十勝の中心・帯広市に隣接するまち。道内でも特に厳しい寒さで知られる十勝エリアで、岡本建設様は長年にわたって高性能住宅の老舗と言える会社です。
断熱・気密・省エネという共通言語があれば、初対面の社長さんとも移動時間に話はすぐに弾みます。岩手と北海道、異なる気候であるけれど
本当にいい家をつくりたい
という思いを共有できる貴重な時間となりました。
雨の中の現場視察、基礎断熱の施工現場へ
26日は朝から雨模様。本来のメイン企画だった一日フレーミングは28日に延期となりましたので、午前中は完成現場・工事現場・モデルハウスをご案内しました。
工事現場では基礎断熱施工のようすをじっくりご覧いただきました。白いEPS断熱材が基礎の立ち上がりから底盤にかけて施工されているのをスマートフォンで熱心に写真を撮られていました。
ドイツサッシとヒートブリッジ対策施工への関心
モデルハウスとショールームでは、
主にトリプルガラスのドイツサッシの構造や開き勝手、機能にはとても興味を持っていただけた様子。窓周囲の熱橋対策施工の納めかたも細かにチェックされていて、関心の高さが窺えただけで、私としては嬉しくなりました。
モデルハウスでは、ウォールナット色のサッシカラーに、
何これ、木製にしか見えない!
こんなに精妙に凹凸が付いているのが凄い!
とも。
午後の情報交換会、温熱シミュレーションと断熱施工の深掘り
午後は当社スタッフも加わり、両社の取り組みの紹介を行ったあと、どのような考えでどのような断熱施工をしているのかなど、具体的な施工納めをホワイトボードに描いたりしながら説明もしてくれました。
使温熱シミュレーション画像を囲みながら、断熱・気密・熱橋に関する技術的な議論が続きました。
ここが弱点になりやすい
うちではこうしている
と互いの施工事例を照らし合わせながら、スタッフも新たな構想を描いているようです。
当社が取り組むψinstall値を低減する特許工法も紹介。北海道十勝の盛岡の倍はある凍結震度の深さの施工手順の差異など、予定時間をオーバーするほど盛り上がってしまいました。
岩手と北海道、異なる気候が育む技術の深さ
幕別町は冬の最低気温がマイナス20℃を下回ることもある日本有数の寒冷地。一方、盛岡も内陸型の寒冷地で、海沿いの都市とは異なる厳しさがあります。同じ寒冷地で高性能住宅に向き合う工務店として、スペック競争を超えた深いところで話ができたのではないかと。
今日28日の岩手県紫波町での一日フレーミング
メインの目的だった「一日フレーミング」は雨天のため3月28日の今日に延期したことで、2×4工法による躯体組み立てを一日で完結させる施工を、ご覧いただくことができませんでした。その代わりになるかはわかりませんが、今日の様子と一日フレーミングを時系列でまとめてみましたので紹介させていただきます。
フレーミング開始は、7:30。
施主さんご夫婦が足を運んでくださったのでごあいさつさせていただいたのは、8:00だったかと。
26日予定が今日になった岩手県紫波町での一日フレーミング
今日は見学叶わなかった岡本建設様向けに時系列で動画にまとめてみました。
6時半頃より段取りスタート
7 : 30 フレーミング開始
16 : 20 終了吹抜け含む施工面積
128m2 (38.7坪)でした。参考になれば幸いです。 pic.twitter.com/Fl4TWxzfvT
— oyakata (@ooyakata11) March 28, 2026
朝から終了まで、見守ってくださった施主さんに感謝!
祝上棟!
おめでとうございます!
そして岡本建設様、遠路はるばるありがとうございました。こうした工務店同士の交流こそが、日本の住宅性能を底上げしていく力になると信じています。
改めて、刺激ある学びをありがとうございました!
岡本建設株式会社
所在地
北海道中川郡幕別町(帯広市隣接)
特徴:
十勝エリアを拠点とする高性能住宅専門の工務店。厳寒の気候に対応した断熱・気密施工を得意とする。








コメントを残す