25年以上になる塗り壁教室─ 失敗してもいい、その汗が家族の思い出になる

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先日の6月8日の日曜日、開催した「塗り壁教室」へのご参加ありがとうございました。

「やってみたことない」「知らないからできない」。塗り壁って聞くと、たいていそう思いますよね。でも、断言します。仕組みと手順がイメージできれば、誰だってできます。私がそうでしたから。

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今日はそんな話を、ちょっとさせてください。

なぜ25年も続けているのか

この教室、始めたのはもう25年以上前です。

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きっかけは、何人かの施主さんでした。

外壁も内壁も、全部自分でDIYで仕上げた人がいました。2階だけ塗り壁にした夫婦がいました。LDKを自分で塗り始めたけど、途中で力尽きて断念したご主人もいました。

みんな、それぞれです。きれいに仕上がった人もいれば、そうじゃない人もいる。でも振り返ってみると、その汗って、家族みんなの笑い話のネタになってるんですよね。「あの時さ、お父さん途中で諦めたよね」「お父さんが塗ったあそこは世界地図みたいだよね」って。

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失敗したっていい。むしろ、それも含めて思い出になる。

「そんなら、その機会をこっちで作ろうよ」

そうやって始まったのが、この塗り壁教室です。

昔は「コスト削減」の意味もあった

実はもうひとつ、現実的な理由もありました。

25年前、内部の壁をビニールクロスから塗り壁に変えると、70〜80万円ほどかかりました。けっこうな金額です。

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だから「自分で塗れば、その分浮くよ」と。お金の話としても、ちゃんと意味があったんです。家づくりにお金がかかるのは今も昔も同じ。少しでも自分の手でやれば、その分を別のところに回せる。

ところが、です。

今はスペインから、コンテナで漆喰を直接輸入するようになりました。材料の事情が変わって、昔ほどのコスト差はなくなってきたんです。

じゃあ、教室をやる意味はなくなったのか。

いいえ、逆でした。

コストダウンの意味が薄れたぶん、「思い入れを家に残す」という意味合いがぐっと濃くなった。自分の手で塗った壁が、毎日目に入る。子どもが塗ったところが、ちょっとデコボコしてる。それでいいんです。むしろ、それがいい。

半日でできる「レンガ模様」にした理由

とはいえ、いきなり「壁一面どうぞ」では、ハードルが高すぎます。

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そこで考えたのが、レンガ模様です。

小さな面積でいい。半日や一日で終わる。それでいて、ちゃんと質感が出る。完成したときに「おっ」と思える。このバランスが、初めての人にはちょうどいいんです。

材料を練って、コテに乗せて、壁に塗っていく。やることはシンプルです。

今回も、小さなお子さんから大人まで、みんなコテを握って壁に向かっていました。最初はおっかなびっくりでも、何回か塗るうちにコツをつかんでくる。手が覚えていくんですね。

やってみれば、できる

冒頭の話に戻ります。

「知らないからできない」じゃないんです。知らないだけ。仕組みがわかって、手順が見えれば、人の手はちゃんと動いてくれるものです。

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今回参加してくれたみなさんの顔を見ていて、それを改めて実感しました。塗り終わったあとの、あの満足そうな表情。あれは、自分の手を動かした人にしか出ない顔です。

中には、ガラスや葉っぱを埋め込んで、こんな作品に仕上げた方も。「HAPPY」の文字を入れた、世界にひとつの飾りです。塗り壁って、こんな楽しみ方もできるんですよ。

おわりに

25年。長いようで、あっという間ですね。

時代とともに、教室の意味合いは少しずつ変わってきました。でも根っこにあるものは、ずっと同じです。

塗り壁教室で塗った壁は持ち帰りすることはできませんが、自分が触れた漆喰ボードは持ち帰ることができます。

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自分の手で家に関わる。その時間が、家族の思い出になる。

それだけのことを、これからも続けていきます。「自分で塗れるものなら塗ってみたい」という方は、ぜひ次の機会にコテを握ってみてください。お待ちしています。

閉会後はいつものことですが、若手の社内研修タイムです。

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最後は、後日の社内テスト用に仕上げます。

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私たちも皆さんに提案できる新たな領域をいつだって探していますので、こういう機会は逃さないようにしています。

あらたなものが見つかったらまたご報告しますね。

最後の最後に、最近遊んでるAI動画を。
見えにくいのはご容赦ください。何分まだ素人ですので。

 

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