シックハウス、入居後は十数倍!?

一昨年の12月に国のシックハウス調査に協力させていただいた。
待ちに待ったその結果が新年早々に届く。

当時、分析結果は調査から半年ほどで得られると思っていたが
昨年後半にはほとんどあきらめ頭の片隅から消えていたから、
突然の朗報?にビックリ!
それだけ楽しみにしていた調査結果だ。

これまで、入居前のデータと入居後の生活状態との
精密分析データが公に報告されたものはなかったので
是非にも確認したかったことだった。

3~4年前までホルムアルデヒドだけは、機会があるごとに
入居前と入居後の測定をしていた。
そのときに驚いたのはほとんどのお宅が
入居後に2倍前後に増えている状況があったからだ。

3年ほど前から公的機関との共同研究の機会が得られ、
新築住宅と未入居状態で時間経過にともなう
各物質の減少動向などを確認してはいた。

ところがそれは家だけの問題の解決であり、
生活状態を無視しての調査なのだ。

建築屋さんは家のことだけ解決すれば、とりあえずの責任を果たす。
けれど「家は人が住んで住まいになる」。
このことを考えるとどうしても入居後のデータの蓄積がないと
住まい方の提案までできないことになってしまう。

まだデータを詳細を検討してはいないが、
トータルな部分を確認しただけで十数倍になっていた。

ここ数日で検討後、また改めて報告したいと思う。

今日は遮熱シート施工法の切り替えの工事も終了!
明日から気を取り直し再検証です。

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