住宅に仕掛けを

今、設計打合せをさせていただいているA様から、
いくらでも実験をしてくれていいから、と言われた。

それはうれしい申し出、と一度は思ったものの
?待てよ。何をすればいいんだろ。
迷惑かけるようなことはできないし・・・
今の進行現場で協力していただいていること以外何がある?
と考え込んでいると、その雰囲気を察していただいたのか、

太陽熱を冬も夏も利用できるようにとかさ、
例えば、夏は日除けするだけじゃその熱がもったいないしさ。

  それって・・・
  日除けオーニングに集熱器付けるとかかなぁ?
  集熱器が軒先からビヨーンと出たり引っ込んだりとかすれば
  いいんですけどね。それだとちょっと大掛かりだし・・・
  すみません!今は閃かないので宿題にさせてください。

とは答えたもののその後気になってしょうがない。
でも、幸運にも翌朝朝めし食べながらふっと閃いた。

 あのペットボトルの考え方と・・・
 今までやってきたこと考えてたことを組み合わせれば・・・
 簡単にパッシブ切り替えできるかもしれない。いや、できる。

そう思えたら、朝めしに気合いが入る。
ガッつくと朝から三杯めしは軽いもの。
そんな時の食後は、
お腹が満腹か気持ちが満腹かわからないほど気分がいい。

その日のうちにそのアイデアをAさまに説明。
ハハハ、と笑いながら「やってみて」と言ってはくれた。
しかし、余りに原始的過ぎたのか、
視覚的に問題を感じたからか、
驚き感動しているという感じまではなかったような気がする。

・・・
基本はいいとは思うけれど、
もちょい、スマートな仕掛けにしなけば・・
とまた宿題ができた。

自分で見つける宿題もいいけれど、
人に与えてもらえる宿題もまた別な力が湧いてきて楽しい。

さあ、この宿題どんなカタチにできるべか・・
明日の朝も三杯めしにありつけるかも?
なんてそううまくいくとは思えないが、寝ながら考えてみます^^

岩手の省エネな注文住宅なら。

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