加温か抑制か・・

先日現場でのこと。床がコンクリートだったので、
そこに置いてあったちょうどいい断熱材の端材に腰かけ、
室内をボーっと眺めながらその場所からの空間の見え方を想像していた。

そしたら、ほんの少しの時間なのにお尻が妙に温かくなる。
そのままでいると、体感的には車の座席ヒーターなら、
強弱の弱くらい?か、それ以上の体感温度で
ついにはその暖か過ぎに腰を上げてしまった。

仕事柄そんなことも知らなかったの?と言われそうだけど、
今さらのように断熱材ってすごいもんだと感心してしまった。
それから断熱材にじっと手のひらを当ててみたり、まじまじと撫でてみたり^^;

と同時に、

この暖かさは自分の体温なんだよなあ・・ 人間の熱ってすごい!
と一人感動。

その時、ふとアタマをかすめたのが、

人間の温度感覚は温度そのものにあるのではなく、
身体から熱が放散される速度によって左右される、ということ。

 これって、オレの体温の熱放散が抑制されたわけ?
 それとも身体から断熱材に移動した熱に暖められてるの?
 と考えてはみたものの結局、どっちでも結果的には抑制されるじゃんよ。

てことで悲しくも自己完結。。

人間の身体からは常温で52W/㎡・hの熱が放散されるという。
だとしたら、この熱の放散を抑制すれば身体は暖かくなる?

結論、厚着すればいい。
靴下に手袋に襟巻に帽子にマスク、これで完璧!(笑)

なんて、こんな家での生活奨めたら住宅屋じゃありません。
ここでヘンテコな話だけど、
暖かい家をつくるのか、身体を暖めてくれる家をつくるのか、
と視点を分けて考えてみる。

そうすると、暖めずに温だまれる家が見えてくる。

と思うんです^^

暖房方式なら、床暖房もその一つ。
床暖房の利点はその輻射面積が大きいこと。
パネルヒーターの放熱温度が三十数℃なら床暖房は二十数℃で
身体を暖めることができる。


低温輻射で体温の放熱を抑制!ちゅうことに行き着く。
(左写真の手のように、加温が必要な時もありますけどね^^;)

そしてもっと欲をいうなら家を・・

・・・

ここからは意味不明領域なので、今日はこのくらいに。。

岩手の高気密高断熱で建てる注文住宅なら。

2 件のコメント

  • 家をーーー家をーーーーー‥‥‥‥‥建てたい‥‥
    †素朴な質問†
    普通のお家レベルの太陽電池で収益を上げてる例はありますか?

  • 野望→家さん、一時的にプラスになる時はあると思います。
    収益となると・・・ちょっとかなりの設置容量を
    考えなければならないかもしれませんね^^;

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