ころがる動機

私の場合、「まず、拾っとくべ。」という写真が多い。
目的のある写真は、
スタッフに伝えるために距離を前後したり角度を変えたり数枚を撮る。
だけど、一枚しか撮らないのって意味もなく感覚的な衝動によるかも。

目的があっても瞬時しかなくそれでも何とか撮れた一枚もあるけど、
それはあくまでラッキーな一枚。

今日はさほどではないにせよ、
私にはぺっこだけ意味あるかも?っていう残像を数枚^^

ころがる動機①

のどかな風景。
この丘陵で起伏のある土地で、この小さな集落はなぜ窪地を選んでんだろ?
こんだけ場所は選び放題だったろうに・・

ころがる動機②

この駐輪場が何か気になるのは、緑の中にあるからか、
横桟の壁と屋根とを空かしてることで重たさを感じさせないからか・・

ころがる動機③

住宅ではないけれど、この窓が気になるのは・・・
カラーサッシで壁面を構成しているから?
それともフレームが太くなる開閉窓を交互に配置してあって、
かつ、窓ガラス幅が異なるからか。

ころがる動機④

この窓は、
外装リフォームと断熱改修の結果で、懐の深い二重窓になったのだろうか・・

てな具合いで、とりあえず写真で拾っておくだけ。

ドイツの研究所もそうだった。
そこにあったオフィスビルの断熱&快適性の検証実験モデルも
二重窓の間が1メートルほどだった。
その時もガラス面の多いオフィスだから、
日射熱の利用&コントロールだからだろうと終わった。

ところが、フィンランドの新築住宅でこのスタイルを見てしまった。
新築にもこのスタイルがあるとなれば、オフィスに限らず
そこには意味があることになる。

そこここに見るものに、意味のないものはない。
とすれば、ただただ知らないだけ、無知でしかない。

それでいて、ここにいるおっさんは、
ごもっともらしく住宅を語ったりしているんだから、
図々しいにも程があるんでない!?、
と時々自問してしまう。

それでも、この図々しさに意味があるとすれば・・・

(開き直って)

無知の達人域だろ。

なんてときどき慰めてる自分が笑える。

北欧のような家を建てる岩手の注文住宅なら。

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