ドレーキップ窓の骨

今日は当社で比較的採用されることの多いドレーキップ窓の裏側を。

ドレーキップ窓(1)

ドレーキップ窓というと、一つの窓で内倒しと内開きの二つの開閉ができる。
一般に写真のように内倒しで通気を採る。

ドレーキップ窓(2)

連窓の窓を内倒しした時の景観は、私の好きなシーンの一つ。

二パターンの開閉方式を可能にしているのが金物です。
と、ここまでは知っている人は知っている?かもしれません。

ドレーキップ窓の骨(3)

このように、建具の四辺にまで金物が巡っていることは意外と知られていない。
四辺に回っているのには意味がある。
写真のレバーハンドルのようにレバーを下げ窓を閉めると、
窓建具と窓枠が四辺全体がギュッと締め付けられる仕組みとなっている。

レバーの所だけが締め付けられるのではないのです。
周囲全体が締まる、それだけ気密性が高いことになるわけ。

ドレーキップ窓の価格がそれなりに高いのは、
写真のように緻密に組まれた金物が採用されているからです。
スライドドアのへーべシーべの金物はもっとだけど、、

こういう金物って、日本では注目されることもないけれど、
窓の気密性に重要な役割を担っているのです。

家って、金物に限らずだけど、

見えないところが支えているんだなって、改めて思いますね。

以上、ぺっこマニアックなお話でした^^;

ドイツのドレーキップ窓でつくる岩手の高気密高断熱住宅なら。

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