家は、窓の形や配置で家の表情は変わる。
けど、もう一つの手法が欲しい、私にはそれがトリムだった。
先日のスペイン、しっくい仕上げの窓トリムを探った。

この柱型のサビれ感がいい。
近いうちにこの仕上げは一度試してみたいと思っている。
いつもながら、近いうちって・・・いつだ? GWあたりかな?
ただ、この仕上げは多少手間はかかりそうだ。
私が今欲しているのは、もう少しシンプルに手間をかけずに表現できる方法。

これを下地に塗装する方法もある、と現地スタッフに提案された。
確かにこの方法も一つではある。
でも私は塗装で仕上げたいのではない、しっくいで仕上げたいのだ。
スペインで実習させてもらい、
帰国後、事務所裏庭の実験棟で再度復習にて工程を確認し、
現場で直に職人さんに伝えながら、初めてしっくいのトリム仕上げをしたのが5年前。

当時、我ながら出来映えには満足しながら眺めていたものだった。
ただ、表現方法から手間がかかるのが難点。
ツールなども探してみたものの、ブリック仕上げほどの便利なものは見つからなかった。
そこで工程上シンプルなものも選択肢として加えてもいいのではないか、
そのような考えに傾いている。
例えば、

こういうシンプルなトリムとか。
これだったら、トリム用のしっくいを使わなくて良さそうだし、一工程増えるだけで済みそう。
さり気ない程度に、仕上げに段差を付けてみてもよさそうだ。
イメージを拡がるだけ広げるのはワクワクする、その後現実にするために絞り込む・・・
この時が、一番しんどいのに、意外とこれまた楽しい時間だったりするかもしれない(笑
ちなみに、
写真の窓格子もチャレンジしてみたいものの一つかと^^
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