真の高断熱住宅を探る

先週末の岩手県盛岡市で開催の完成住宅の見学会へのご来場を
ありがとうございました!

岩手県盛岡市:完成住宅

窓や外壁の分厚さなどにも違いがあることを知って頂けたでしょうか?

どんどん寒くなるこれからが見学の本番?になると思いますので、
また次回お会いできるの楽しみにしております^^

私にとって、寒くなる・・・とは、
高断熱住宅の計測へ向けて備えなければならない時期でもあります。

先日、実験棟の計測に発生した不具合も何とか復旧。

岩手の高断熱住宅実験棟1

これから徐々に本番に向かいます。

これまで窓の線状のヒートブリッジ対策の効果を確認することがメインだったものを、
今年は蓄熱効果の確認作業をメインにしようと思っています。
それからもう一つ、何の根拠もない?ただ思いつきだけの実験も。
意外と思いつきでのテストっておもしろいんです(笑

温度計測って、
計測する住宅や検証場所が多くなってくると、不具合が発生するリスクも高くなり、
機器の交換やら再設定やらで大変になるんだけど、それも楽しみの一つかもです。
見えないものが見えてくるわけですから。

折角なので今日は、

各実験棟の温度の軌跡を24時間分だけど、お見せします。

岩手の高断熱住宅実験棟2

外気温の変化に対して、断熱性能の違うそれぞれの実験棟がどんな推移を辿るかを見て下さい。

断熱厚10㎝レベルだと、陽射しのない夜は外気温とランデブーしていますが、
それは私にはどうでもよくて、断熱厚20㎝のタイプ二つをいつもチェックします。
断熱40㎝厚の実験棟に20㎝Ⅱをいかに近づけるか、これがテーマなんです。

施工技術で住宅の断熱の厚さを上回る!

な~んてこと、を夢見ているわけですよ^^;

あ、夢見ているだけではありませんよ。
この実験棟で得られた結果は、先週末の見学会の住宅にもしっかり活かされていますので。

この冬、何かもしおもしろい結果が出たら報告しますね。

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