ヨーロッパの断熱

今日はドイツの建築建材見本市BAUでの視界を紹介します。

ヨーロッパの断熱材(1)一番目は、セルローズ系の断熱材がびっしりと詰まっている構造見本。

ヨーロッパの断熱材(2)お次のこちらは・・・
壁の厚みは計ってはいませんが、壁の厚みは圧巻です。
70㎝前後はありそうですよね^^

ヨーロッパの断熱材(3)これが私的には新鮮だったかな。

通常、四方の窓枠の中でも断熱強化をしにくい下枠、水切り下のこの断熱がすごい!
下枠に丈のある下駄をはかせると、断熱の厚さをこれだけキープできるわけだあ、
なるほどねえって感心してしまいました。

これらどの断熱スペックにも、日本の家づくりはとても及ばない。

ヨーロッパの断熱材(4)断熱材のサンドイッチパネルのサンプル。
サイズもタイプもいろんなのありまっせって感じで積み上げられていました。
こういうのを見ているだけで楽しくなります(笑

ヨーロッパの断熱材(5)ナチュラル系の断熱材。
これはお布団にしても良さそう。

と思ったその先には・・・

ヨーロッパの断熱材(6)こちらの方が、お布団どころか、直接触れても良さそうな感じ。

ヨーロッパの断熱材(7)こちらはフェノール系の断熱材。

こういう断熱材をいとも簡単に10㎝以上の厚みでなんて、、、さすが見せつけてくれます。
日本では考えにくいけど。

これがヨーロッパの常識であり、日本の非常識。。

ちなみに、

日本の冬における住宅の平均室温は、10℃!!なんだとか。。

世界の冬における住宅の平均室温が16℃台~24℃なのに、

日本はダントツの世界ワースト一位。

そしてその日本の中で、布団の枚数なら岩手県は№1ですから・・
日本人のカラダに寒さへの耐性があるのか、単なる我慢強いだけなのか、
よくわからなくなってしまいそうですが、
この寒さを常識としていること、断熱レベルで住宅の室温を変えられるってことを知らない、
そのことが一番の壁なのかもしれません。

冬を春のような室温で暮らす、

岩手でも常識になるよう私たちも頑張らないと。

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