ドイツの建築建材見本市で、これは!?
と思ったスグレモノを二つ。
①タイル仕上げのレベル調整クリップ
最初見た時は、ペタペタビニールテープでも貼ってるみたいで、
やたらと視覚的にうるさいのだけど、
これはなんだべ?
何かのための目印?
かと思いきや、よく聞いてみると・・・
これは中々のスグレモノでした。
一般にタイルを施工する際、下地のモルタルにタイルを貼って行くんだけど、
タイルの表面レベルを合わせるのに、タイルを押し当ててから、
仕上げのタイルとタイルとの間に段差を生じないように、
トントン叩きながら小まめに調整する。
それをこのクリップを使えば、その調整作業は不要となるスグレモノだった。
私的には、こういうのを考えた人がいるってことに感動です^^
②断熱と一体型窓下水切り台
窓下のヒートブリッジ対策を、施工の手間なしでできるスグレモノです。
人造石でできた窓台に、ほんのぺっこ水切り溝がある。
この小さなひと手間が加工されているのも魅力です。
これらは、私たち住宅を施工する側にとって助かるアイデアたちです。
仕上がり品質の安定とか、断熱施工精度を向上させるためのアイテムですが、
これらが良いものからと言って、残念ながらすぐに導入できるわけではない。
すぐに導入できなかったとしても、
こういうアイデアを知っていることでそれを参考にすることはできる。
アイデアの引き出しって言うのかな。
そのストックで、これまでかなり助けられてきましたらからね。
今私は、ある課題にぶち当たりハマってしまっています。
その課題をクリアするのに入り口付近までは引き出しをフル活用できたのに、
次のステップになった途端、
その引き出しには全くストックがないことに気付いてしまった。。
でも必ず突破口はあるはず。
でもこれ以上ドツボにハマるようだったら・・・
一旦引いてみるのも手かもしれませんけど^^;
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