当社の住宅展示場の断熱改修に伴い、外壁の塗り壁も新たになる。
そうなると、せっかくなのでこの機会に何かできたらいいよねってことで、
勝手に一人考えている。
チャレンジできるかどうかはわからないが、
可能性だけは拾っておきたいと思い、画像を拾い上げてみたので、
今日はその一部を紹介したいと思います。
元々住宅展示場の一部がストーン貼りになっているので、
石張り面のサイズを意識的にばらつかせているこんな雰囲気も新鮮だべ!
と思うも、
でもなあ、これはセンスだとかの要素が高く再現性に難ありだよなあ、
ということで、社内の同意を得られる可能性は低い。
この壁の濃淡具合いの表現だったらどうだんべ?
個人的には壁の仕上げより、土台石や窓トリムのサビれ感に惹かれる。
やってみて出来が悪かったら社内でひんしゅく買うだろうから、
裏側だったらいいかもしれない。
裏側だとしても・・・
モデルハウスですからね!
とピシャリと来るのかな・・
この雰囲気はまず表面を荒らして…
荒らし方のセンスが問われそう。。
とかいろいろ考えてしまう。
これまでスペインで施工方法やツールを教わったり、
自分でテストして再現してみたりしているところにタイミング良く、
「サビれた感」が好き、
との要望があり、チャレンジさせて頂いたお家がこちら。
壁も、窓の石風の縁取り(トリム)も、漆喰。
窓トリムに関してはもう少し煤けた感を出しても良かったかもしれないと、
振り返るも、初めてにしては上々だべ!と自画自賛してしまいました。
すべての壁が漆喰で作られたスペインのレストラン。
ここに案内してもらった時は、
漆喰でこんなことまでできるんだあ♪
感動ものでしたね。
大ぶりなこの石積みスタイルを漆喰で表現するには、
普段使っている壁用の漆喰ではできないとのこと。
専用漆喰を輸入してチャレンジしてみた、
ところが、見事に失敗。
仕上げの失敗ではなく、厚く塗ることができなかったのが実状。
以後、チャレンジはしていない。
この石が埋まった雰囲気もやってみたことがある。
工場に端材として残っていたストーンを組み合わせて・・・
ストーンの周囲は写真のようなブリックというわけにはいかず、
大柄目の櫛引で誂えてみた。
石が壁に埋まっている感を表現するにはこれまた周囲の漆喰をかなり厚く塗らねばならず、
厚く塗るってことがこんなに大変なんだということを認識させられたかな。
曲面の壁にアールの下がり壁をブリック模様でチャレンジしてみた。
曲面に平らなレンガを張るのは難易度は高い、
そういう面では形が変幻自在となる漆喰は相性ピッタリかもしれない。
奥に見えるワインボトルを入れ込んだ壁、
これはスペインのレストランで見たものを私なりに再現してみたものの、
差し込む穴とボトルの太さとのクリアランス、
もしくは穴の側面に何か緩衝材みたいなものがあったら良かったかなと。
食品庫とかの一部に、ウォークインワインセラーもいいのではと思う。
断熱材で囲ってドイツのテラスサッシを入り口のドアにして、
冷却ユニットを付ければいい。
それから間接照明でライトアップしたボトルラックを、
ガラス越しに見えるようにして・・・
・・・
試しに、自宅につくってみようかなあ。
でもなあ・・、
造ったとして、ラックには空のボトルが並んでそうだけど、
いいのかなあ。。
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