昨日今日と見学会へのご来場をありがとうございました。
今日は2か所にて同時開催でもあり、ご迷惑をおかけした面もあったようでしたら、
ご容赦頂けるとうれしいです。
私も会場にいたのですが、私の目的は合間を見つけて調査したいことがあったためです。
それは24時間換気システムの風量の違いによる実際の性能値。
折角のこの時期なので、実使用における熱交換率と湿気の交換率を把握しておけば、
季節ごとの換気風量はこの位にすれば、交換率は効率はよくなるとか、
実生活での暮らし方のアドバイスに反映できるのではないかと思ったからでした。
いずれ整理してみないと、結果はどなるかわからないけれど、
やらないよりはやってみるだけでも、
プラスはあってもマイナスはないはずだから(笑
それから蛇足で、窓色の見え方チェックも^^
これはお天気の良かった昨日の窓色の見え方です。
窓色ってモノは同じでも、お天気の陽射しの程度や角度、
それに周囲の色合いによって変化して見えるものです。
実際家に据えられた窓を見ると、違った色に見えてしまい、
あれ、 色間違っているんじゃない?
と錯覚してしまうこともしばしばなので、訓練ついでにチェックしてみました。
外側から陽の当たる部分に近づいて木目色を眺めるとこんな風合い。
陽射しの角度によっても違うのですが、
はっきり言える傾向として、離れて見れば見るほど濃く見えるようです。
室内側はこんな感じに見えます。
そしてこの窓の特徴としては、
細かい木の筋目の凹凸のせいでしょうか、
窓の開閉の際に窓枠に触れたりするのですが、
その際の手触り感がサラッとしているような気がします。
漆喰仕上げも凹凸を強めれば同じ色でも濃い目に見えたりしますからね。
例えば、室内の漆喰塗り作業を見ると、
下塗りのあと、仕上げ塗りをしたばかりだとこんな風合いです。
この風合いが好きな方はこのままでもいいのですが、
このまま固まってしまうと半袖などで腕をこすったりしたら擦り傷を負ってしまう。
そこで、そのリスクを軽減するために、少し時間をおいてから、
凸部分を鏝で撫でて押さえこみスムースにして凹み部分を残す作業をしています。
その時の押さえ作業を強めにするか軽めにするかで、
さり気ない陰影の程度を調整することになります。
どんな時間帯に、どんな場面で、どんな風合いを感じさせてくれたら・・・
なんて、想像してみるだけでも家づくりがより楽しくなるかもしれません。
まったく話は変わるのですが、風合いついでに個人的な話を^^;
先日、
発泡スチロールの箱が届いたので、冷蔵庫に入れて置きましたので。
とのスタッフからの伝言。
おっ、届いたんだ♪
前振りで宮古にいる友人から
おれがつぐったのを、おぐったがらさ!
と連絡もらっていたもののはずだべ、
どれどれ、と冷蔵庫から取り出し、箱を開けてみると・・・

説明書きの紙、
上掛けの紙をめくると、
ドーン!
おいおい、真空パックまでして、本格的だべ。
鮎に、カキの瓶詰、ヤメメ・イワナの燻製、
そして私の食べたかったカジカまで♪
最後の、
注意:腹をこわすな!
ここが何とも彼奴らしい締めです。
友の趣味は釣り。
釣りキチ×バカが付く位に、一年中、川と海を釣りまくっているらしい、
そんな人間が自ら作った燻製ってのはどんな味がするのだろう。
魚の燻製づくりは、鮮度が肝になるらしいから、
釣った人間がその日に捌き、燻製にするのが理想の中の理想なのだとか。
カジカなんて、何十年ぶりだか、それも我が地元産♪
まず一番に食べたカジカ、これは旨かった。
子ども時分の川遊びや川でカジカを焼いて食べた時の味が・・・
不思議な位に自然に蘇ってくるものです。
燻製には燻製の、生とは違う、焼いたとも違う風合いがあります。
見て風合いを味わい、食べて風味を味わい、作っくれた者に想いを馳せる。
こんな時間を与えてもらえた私はなんて幸せ者なんだか、、
近いうちに、燻製をネタに友と一献付き合ってともらわないとね。
ごちそうさまでした♪
以上、どうでもいい私事でした^^;
家づくりも、
家づくりを味わい、暮らしを味わい、育った家への郷愁に想いを馳せる。
そんな人生に繋がってくれたらいい。
そのためにも私らが、もっともっと精進しないとね。
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