昨日は岩手県滝沢市の住宅の建築現場にて今月3軒目の一日フレーミングでした。
そこで勇んで行ってみると・・・
なんと、すでに終了しているではないですか。。
最近ほとんど見れていなかったので、今日こそはと思ったのですが、残念。
でもこれは考え方を変えれば、問題も無駄もなく順調に進んだということなので、
私にとっては感謝すべきことなんです。
お疲れさまでした!
そして見守って下さった施主さんにも感謝!です。
ありがとうございました^^
そして今日は完成したばかりの住宅にも足を延ばしてみました。
リビングからの眺めは素晴らしいです。
左側に見えているのは駒ケ岳、10年位前まではよく登ってたので、
あそこの尾根を歩くのが好きだったなあ、
と思い出しながら暫し眺めていたら何だかまた行きたくなってしまったのです。
視界って気持ちを動かす力があるんでしょうね。
こちらの住宅のように、
住宅を丘の上に、岩手山が見える場所に、視界が広がる場所に、
というように視界を大事にして住宅を建てる方って意外と多いかもしれません。
私が眺望の望める住宅の価値を教わったのはアメリカで、
アメリカに行く度に必ずと言って良いほど見に行くようになったのが工事中の現場です。
当時あった現地法人のスタッフに車で連れてってもらうのですが、
できれば高級住宅地の工事現場が見たいと言うと、
向かう住宅地は、いつも結構な時間をかけて坂道を上って行く所にあるのです。

2×4工法でフレーミング中の工事現場が、お山の上だってわかりますでしょうか。
当初は、
アメリカの人たちって高い所が好きなんだあ、
程度にしか考えず、
田舎で木登りが好きだった私は妙な親近感を感じたものです^^
それがどっこい、私のような田舎人の発想でしかなく、
後によく話を聴けば、
アメリカの人たちは眺望に価値があると考えるのだと教わります。
そっかあ、それなら自分の育った田舎の実家も、
坂道を上り切った小高い場所にあり眺望はいい、
もしかしたら・・・アメリカ人から見たら価値があったりして。
などとバカなことを考えたり。
ま、その眺望も500メートル先の急斜面の山でエンドなんですけど^^;
家は眺望を買う
そのアメリカの人たちの価値観がわかると、単純な私のことです。
それから以降は、
参考になる家を見たいから、山に行こう!
ほんと単純です。
確かに、山の上にはいい家が建っているんですよ。

ストリートオブドリームスという高級住宅の展示会の場所もそうでした。
この写真はいくつかあった住宅展示場の一つのデッキからの視界。
すみません、この時は雨だったもので水滴が付いているのも気付かず、
必死で写真を撮っていたみたいですね^^;

デッキからの眺め。

この浴室からこの眺望ってかなり贅沢だと思いませんか。
私なら絶対に、バスタブの縁に缶ビールを置くぞ!と考えるのですが・・・
こちらに住まわれる方は絶対にそんなことはしないと思われます^^;

場所によっては、このように湖が見下ろせ、ダウンタウンも望める住宅もあるわけです。
こういう景色を見たくなったら、私なら岩山にいくしかありません。
ちなみに、
高台よりは自宅の土地が湖に接したプライベートビーチのある住宅の方が、
価値は高いのだそうです。
水際の芝生で読書したり、プライベートドックがあれば自宅の庭先から
ボートで出かけたりできるのですから分かるような気もしますが、
いずれ上には上があるってことですね^^;

確かに通勤や買い物の便利さも価値の一つ、
眺望という視界や自然環境を暮らしに採り込めるというのも価値の一つ、
どちらがいいとも言えません。
ですがこういうご時世だと、
もしかしたら暮らし対する価値観は今後変わったりするのかもしれません。
そして変わるのは私たちの働き方もかもしれません。
今度のセミナーもオンライン、
テレワークでの相談や打合せも既に始まっています。
後に今起こっている事態を振り返った時、
私たちの働い方や時間の使い方の進化に必要なきっかけだったのかもね、
みたいにリアルに笑い合える日が、早く来てほしいものです。
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