30坪の平屋住宅の上棟

先週末、盛岡市区画整理地内の現場にて住宅の一日フレーミングがありました。
今回のフレーミングは

30坪の平屋の住宅です。


30坪の平屋住宅1
こうして見ると、平屋の屋根裏にはかなりのスペースがあります。
卓球場も可能なのでは?・・・
と思いながら眺めてしまいましたが部屋はありません。

もし、部屋を造りたいとしても、
構造はあくまで天井を支える構造となっているので、
部屋として使うのはムリなのです。

平屋のフレーミング作業は2階建てに比べ作業時間がかかるので、
今回の建築地は区画整理地内でもあり、
写真でもわかるように周囲には完成して住まわれている住宅は周囲にはない。
そこで今回は少し早めのスタート+人数を投入しての作業に。

30坪の平屋住宅2
そのかいあって、一時通り雨はあったものの、
なんとか明るいうちに無事作業を終了することが出来てほっとしました。
施主さんとスタッフのみんなに感謝!ですね。

ありがとうございました!

そして、

おつかれさまでした!

住宅展示場の断熱改修状況

さて話は変わって、
当社の住宅展示場の断熱リノベーション工事も終盤となっています。

岩手の住宅展示場
先週末に足場を解体し、現在は正面のデッキを工事中!

足場が解体したところで、

さあ、スタッフがセッティングしてくれた仕掛けをいよいよテストできるべ!
と私には待ちに待った作業に突入です。

テストというのは、
住宅構造内部やその他ポイントとなると思われる
部位に埋め込んだ温度計や湿度計の動作確認のこと。

ところが・・・

データを取得できていないポイントがいくつかありました。。

断熱壁構造 A-1タイプがその一つで、

岩手の住宅構造内部の温度計測
左下の温度・湿度が出ていませんよね・・

断熱構造では今回3つのタイプを比較検証することにしています。

実験棟のデータからの実大モデルとしての検証が、断熱構造 A-2タイプ。

断熱構造 A-3タイプは・・・ これは私の趣味(笑

今回の目玉は何と言っても、窓、
B-1、B-2がその窓の各部位の温度計測画面になります。

B-1、B-2共にサッシのスペックは同性能、
あくまでサッシの取付性能の違いを観ることを今回の目的としていて、
温度計測は窓取付周囲の構造内部に6ポイント、
二つの窓で計12ポイントで計測します。

住宅展示場内で合計36か所の温湿度を計測予定で、
私としては予算のこともあるので、近似値になりそうな部位は省略したり、
併用できそうなものも省略したりと、
これでも当初案よりかなり計測ポイントを減らしたんですけどね、、

まあ、室内温度と湿度も測定すれば分かる、
表面温度分布もサーモグラフィを使えば分かる、
だけど、壁の内部はどういう構造ならどういう風に影響を受けているのかわからない。
というか、恥ずかしい話私は今まで見ることができていなかったので、
今回の機会にどうしても観たかったのです。

ま、これは私の性分だと思います。

このブログはサブタイトルにもあるように、

家づくりを通じて見えないものが観たい住宅屋のぼや記

ですから(笑

家を建てる方にはそれほど興味のないことかもしれませんが、
もし、私のように見えない部分の温度湿度の違いなどに興味がある、
そういう方が一人でもいらっしゃるとしたら、私としては大歓迎!です。

展示場でリアルタイムでいつでも観られるようにしたいと思いますので、
見学ついでに観て笑って呆れてやって下さい^^

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