夏の思い出

家づくりとはまったく関係のないお休み期間中の視界を。

夏と言えば海、海と言えばヨット、
Sさんのお陰で近年はそのくらいしか思いつかなくなりました^^;

実は、ヨットでのクルージングにベストな日って、
休み期間中には一日としてありませんでした。

それでも、海であればそれでいいべ!

くらいの気持ちで出かけたのでした。

今シーズン、初めてです、帆を目一杯上げたのは^^;

ほとんどの時間を、帆を出さずのクルージングか停泊したままでのバーベキューで費やし、

そんな中で、若いスタッフたちには舵を握り操船体験をしてもらったりして過ごします。

雨が降れば、シートを雨よけにしてのバーベキューも、それなりにおつなものです。

雨だけではありません、雨があがっても波が高い、 風が強すぎる、
そんな日が続いていたのですが・・・

もしかして、波も風も落ち着いてきたんじゃない? 
今の状態なら行けるかも?

てなことで、港外に出てみたました。

クルージングを楽しむには風はちょっと強めの中、小1時間くらいを過ごして帰還。
この1時間って、初めて体験する人にとっては快適な時間とは言い難いけれど、
時間の中にあるゆらぎを、記憶の片隅にでも残してくれたらそれでいいかな^^

ヨットですから、港外への出入りではガソリンを使いますが、
帆を上げたら燃料は自然エネルギーである風のみ。
その風で風上に向かって走れるのですから何とも不思議ですよね。
誰が考えたのでしょうか、私には追い風にか思う付きませんが(笑

こうしてヨットに触れさせてもらい、
風を受け止める技術に、強い風なら受け流す技術があることを教えられ、
これって、家づくりに通じるべなと思ったものです。

世に、風力発電、波力発電、太陽光発電のように、
自然の力を受け止め変換する技術はあるけど、
さて住宅は・・・と考えたとき、

陽射しを避ける技術に、採り込み、逃がさず、溜め込む技術、

すきま風を防ぎ、風を採りこむ技術に、調整する技術、

これら技術を効果的に運用できるかできないかは、住宅の外皮次第になる。
肉体で言えば、皮膚のようなものですからね。

肉体がどんな時も体内を36℃くらいに保つように、
住宅も、外皮を境に自然と上手に付き合いながら一年を快適温湿度に保つ、
それこそが自然に叶う目指すべき家づくりなのではないだろうか、
なんて考える時間になりました。

とは言いつつ、まだまだ出来ていないことは多すぎますけどね。
厳しい自然を避け、やさしい自然を受け入れる、
そんな暮らしのために、一つでも二つでも三つでもヒントが欲しい!!
てなことで、これからもぼやく日々は続きます^^;

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