高断熱サッシだから見せる不思議な世界

最近、放射冷却のおかげかそこそこ厳しい朝が続いています。
岩手県滝沢市にある当社住宅展示場での最低外気温は昨日-9.8℃、今朝-7.9℃でした。

こういう風に冷え込む朝はきれいな夜明けシーンに出会えるものです。

岩手の夜明け1月28日
昨日朝出勤時-9.8℃、雲一つない夜明け。
最低気温を記録していた時刻はまさに夜明け前でした。

岩手の夜明け1月29日
こちらが今朝の夜明け。でもぺっこ雲が・・

天気予報によると2月1日が最低気温-14℃のようなので、もしかしたら昨日のようなきれいな夜明けが見れるかもしれません。
その後‐10℃前後で推移する模様で上旬過ぎれば今冬の寒さはピークアウト。そこから春へまっしぐら~!となってくれることを願いたいものです。

今朝-7.9℃のフロントガラスこれは見学会場チェックに向かう軽バスのフロントガラス。
まったくもっての曇りガラス。こうなると暖機運転で溶かすにも結構時間はかかるものです、、

見学会場を温度チェックすると・・・

超高断熱住宅1階温度
1階室温は21.6℃。

超高断熱住宅2階温度
2階室温は、20.6℃。

計測中の温度とのズレが気になるので明朝再チェックしてみます。

この時の湿度は、1階60%、2階75%なので2階はしっかり結露。
まだ漆喰の水分が高いわけです^^;

そうこうチェックしていると、不思議現象発見!

高断熱サッシが見せる不思議な世界 (1)
純白のハトが乱舞しているような・・

高断熱サッシが見せる不思議な世界 (2)
高断熱サッシのトリプルガラス屋外側に水分の結晶が散りばめられていました。

室温が20℃以上なのに、それだけ屋内側の熱が屋外側に伝わっていない、断熱性能が高いことの証です。暮らしの中でこんな現象に出会えるのですから、岩手の高断熱住宅では冬の楽しみの一つになるかもしれませんよ(笑

ちなみに、これがもっとすごいことになると・・・

 岩手県の最低外気温-4.7℃、住宅で起きた高断熱ガラスの霧氷

のような現象を見ることも。

気温もさることながら、その時の湿度に因るところが大きいように思いますので狙ってみることができるかどうかはわかりませんが、朝起きてカーテンを開けたその時、もし出会えたら幸運の兆しと思えば元気も湧いてくるのではないでしょうか。私ならラッキー♪と思ってますから。

でもね、

あ、朝陽が差し込んできた~!

今朝の青い窓の家
なんて、先ほどの窓ガラスを再び見るとすでに消えてました。水滴すら残さずに。
この儚さも幸運さに拍車かけるんでしょうね。

事務所に戻り、住宅展示場を見ると、

今朝の住宅展示場
デッキ手すりガラスはフロントガラスと同じく視界不良です。

自然現象を長い時間外から眺めるのは辛いけど、暖かい室内側から眺めるのならいくらでもできそうです。岩手の冬の厳しさのなかに、一つでも多くの楽しみをつくる。

そんな暮らしが高断熱住宅でできたら・・・

岩手の冬は、もっともっと楽しいものに変えられるかもしれません。

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