今日は合間をみて高断熱住宅における陽射し効果のチェックを。
と思ったのですが・・・
お日様が雲に隠れたりのお天気ですぐにはチェックできず、しばらく待っていると・・・
来ました!
好きですねえ、無垢の床面を照らしている陽射しって。
目にも身体にも伝わってくる優しさがそう感じさせるのかもしれません。
早速サーモカメラでチェックしてみると、
床暖房運転中の無垢床の陽に照らされた部分の表面温度は概ね35℃。
そこで何℃上昇しているのか比較するために、陽射しの当たらない床面をチェックしてみます。
床暖房中の無垢床表面温度は概ね25℃です。
陽射しが当たる当たらないでの温度差は約10℃ということになり、陽射しは10℃床表面温度を押し上げるという結果に。
仮に、雲が少なく陽射しが当たり放しならもう少し床面温度は高いかもしれません。
その後2階をチェックすると・・・ 不思議なことに気付きます。
陽の当たる場所と日の当たらない床面の温度差は概ね5℃しかありません。1階の温度差の半分です。
なぜだんべ?
2階は無垢床ではなく、一般建材メーカーの突板フローリング。
色による反射率の違い? 色合いはほぼ同じなので半分の温度差は考え難い。
・・・
色ではない?とすると・・・もしかしたら、工場で機械的にコーティングされた塗面が陽射しを反射してるのかも?
要因はまだはっきりわからないけど、このような理解不能な温度差は窓周囲にある温度差(ヒートブリッジ)に初めて気づいた時以来かもしれません。とは言っても今回の温度差は、窓周囲のヒートブリッジに起こる温度差のように熱を逃がしていることから生じる温度差とは違いますからね。今回はそれほど重要度は高くはない話?かな。
ただ、日射しのエネルギーがどのような素材ならどういう手順でどの程度移動するかは知りたいですね。
知りたいと言えば・・・ 今気づきました!
漆喰壁が陽に照らされた時の温度差もチェックしておけば良かったと。なぜチェックしなかったんだべ?ほんとバカだわ。。
改めて時間とお天気をみてチェックする機会を持とうと思います。
3日間の見学会も今日で終了です。最後にいくつかの写真を紹介して締めますね^^
■ウオールナット色の窓枠の風合いを。
離れて見ると濃いブラウン単色に見えたりしますが、近くで見て触れてみるとわかります。
一見、本物のウォールナットで作られた木製サッシのようにしか見えません。
何の説明もなしに初めて見た人は、
木製サッシなんですね。
と言うくらいですから。
これ、樹脂サッシですよ。
と話すと、
ええ!?そうなんですか? こんなにリアルなんだあ!
と驚かれる方は多いです。
まだ見たことがなく、もし興味がある方がいらっしゃれば当社住宅展示場でも見ることができますので、いつでも見学にお越しください^^
■吹き抜け2階窓から望む青い空は私の憧れ。
我が家には吹き抜けがないものですから(笑
■つい開けたり閉めたりしたくなる室内窓。
今日はどのくらいの加減で開けようかなあ♪
なんて楽しみかたを見つけてもらえたらうれしいですね。
見て、触れて、感じる、心地良さを暮らしの中にいつだって見つけられる、
そんな家が理想かもしれません。
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