住宅の高断熱化省エネ化でも取り残されているもの

今朝の出勤途中での岩手山。

今日の岩手山

窓を開けて走った方が心地いいと感じた空気は久しぶりではないかと。

こうなると朝の芝刈りも軽く汗かく程度で軽快そのもの。
今日は一休みしてからもうひと踏ん張りするべってことでコーヒータイムに。

 冬までもう何か月ないなあ、この冬どうするべ。
 今のままでは進まないなあ、、

てことで未だ固まっていない冬に向けての妄想劇も、汗が引いたところ終了。

 さあ、動くか。

てことで腰を上げ芝刈り機に向かおうとすると、

芝刈り機とトンボ

カゴにとんぼが!? それも対?で。

なんかね、せっかく羽休めしているところに・・どうしよ。

 ? そっかあ、二つに分ければいいんでね?
 んだ、それでいけるべ。

 だども、次の問題は範囲だべ?
 それはFIXで、それでいいべさ。

 で、どこで?・・・
 打ってつけの、このためにあるようなとこがあるべ!

とんぼの登場で腰が引けてた時間、有難いことに妄想がリアルになってしまいました(笑

正確なデータを目指すならそれなりな施設でとなるけれど、

サッシ試験

欲しいのはそういうものじゃないですから。測定を分けることでそれぞれの効果を検証できればいいだけ。

ヒートブリッジ熱損失測定

何十回と測定する中で測定方法は固まっている(あくまで我流だけど)

ヒートブリッジ測定データ推移

再現性のある安定したデータを取れるようになった時は、自分を褒めましたもんね。

よく諦めなかったな、ここまで。よく頑張った!と(笑

このデータから窓周囲のヒートブリッジ対策の効果を一般の半外付けサッシの施工との比較で熱損失量から弾くと、平均的な規模の住宅で冬の暖房費の削減額は2000円/月前後ではないかと。人によっては2000円かあ、、と思うかもしれませんが、この対策工事の工事費はプラスにはならない。なので、単純に暖房費削減のみ。

暖房費より最近私が危惧しているのは結露の方。

この比較ボックスは解りやすくするために温度差を大きくしてはいるけれど・・・

この比較ボックスのように常時結露していないとしても、窓周囲の仕上げられた見えない内側で短い時間薄っすらでも結露したとしてそれは乾くだろうと思う。けど、一冬に何回か、それを何年も繰り返したとしたら・・・
見えないだけに対処ができないことになるのではないか。

今のような高断熱とは言えない高断熱住宅の断熱改修時に古い窓を外した際に窓周囲が傷んでいたり黒ずんでたりすることが多い。

これからの住宅は暖かいだけでなく、換気システムの機能により乾燥しにくい湿度の保てる住宅も多くなってくるはずで断熱の弱い所により結露はしやすくなる。

住宅全体には断熱性能は上がったとして、局所的に手付かずのまま性能が上がっていないのが窓周囲ではないかと。住宅全体に断熱が上がれば上がるほど、その部分に容赦なく水分は集まるという構図を想像してしまうのだけど・・・
考えすぎだろうか。

いずれ暖かい住宅をずっと長持ちさせるために、もう一歩踏み込んで検証してみたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です