今日、写真の探し物があり2010年以前のデータを探し回ったけど結局見つけられず。。
でもね、懐かしい写真たち特に当時はアメリカの写真が主でしたからつい見入ってしまいました。
そこで、
おっ、これ使えるかも?
と、目に留まった一枚がこれ。

ガラスに入れる格子もコンビネーションの上部だけっていうポイント使いもいい。
何より、5連層の上に3連窓を一体にした凸形状のコンビネーションデザインてこれまで全く頭になかったですからね。新鮮です。
そして、
これなら難易度は低そうだもの。
とは言うものの、よく観りゃ、真ん中2本の縦枠が若干細い。
ということはよ、
中3連6窓部分が一体で、下5連の両サイドの窓は後からジョイントさせる手順の可能性だってあるべ。
絵的にはいくらでも描ける。
けれど大きなコンビネーションデザインの窓をリアルにとなれば一連の流れをシュミレーションしてしまいます。
サッシデザインを創る → 製作過程 → 移動運搬 → 据え付け納まり
見え方まで考えられた窓デザインは欲しい。
それを現実ものとするために、製作過程でどんな部材でどんな手法があるのかを知らなければデザインオーダーもできません。
デザインから製作工程では、運搬据え付けまでの状況を想定しなければならないのです。
場合によっては先ほどの話のようにとりあえず分離して製作してもらい、住宅の壁パネル装着時にジョイントする、という手順を選択せざる負えないこともあります。
どの手順で据え付け、機能と仕上がりを損なわないようどう窓周りを納めるか。
今ならそんなことまで考えてしまうって、ある意味病気ですよね。笑
窓の話もですが、こちらはアメリカ住宅定番のビルトインガレージも参考になります。
ガレージドアデザインとその上にある大きくせり出した屋根との関係とか。
写真一つ、じっと眺めるだけでいくつものヒントが見つかるはずです。
なぜ、この家に惹かれるのか・・・
さり気ないポイントまで根こそぎ拾い上げてみるのも無駄ではないかもしれませんよ。
コメントを残す