蓄熱が断熱に勝る断熱領域があることとか。

昨日のセミナーで使った2軒同日の温度推移比較グラフを改めて紹介。

住宅内蓄熱の有無による温度差の画像
断熱や規模、窓比率は同じような2軒の住宅です。
右側は当社住宅展示場で、左側は住まい中の家。
壁の断熱スペックなら壁10㎝相当以上は左側のビニールクロスの家の方が上。

なのにです。
ビニールクロスの家は、温度低下4℃、漆喰仕上げの住宅展示場は温度低下2℃です。
断熱性能が若干劣るはずの当社住宅展示場が温度低下が半分なのです。

これが、漆喰の蓄熱効果の成せる技なのです。

断熱性能がある程度以上の領域に入ると、断熱10㎝レベルより蓄熱効果のある漆喰の数ミリの方が上回ってくる。断熱性能が高いからこそ、漆喰仕上げで2℃3℃の室温の違いが顕著に観えるようになるってこと知らない方が殆どではないかと。

蓄熱効果は断熱性能を上回る領域があるってことだけでも知っておいて損はないと思います。

てなことで、セミナー番外編はここまで。

先日、以前ここで紹介もした動画。

これはXだけど、インスタのこの動画に最近驚きのコメントが入ったのです。

「Plywood not even centre on stud」

「合板がスタッドの中央にない」

これまでで初めてです。北米では当たり前なのでそれ以外の国の方なのではないでしょうか。
この動画でそんなとこまで観て気付けてしまう人がいるってことに驚きましたし、嬉しくなりましたね。

このことは、下の動画のことを言っています。

先の動画は100万再生超えをお伝えしていますが、現在190万超えて200万に迫る勢いです。
あと少しだ、もうちょい頑張れ!と激励中(笑

もう一つ、日本の方から初めてまともで嬉しいコメントが。

 これからの断熱を考えたら、どうして2×6にしないのですか?

と。

アメリカの方からも同じように、

 どうして壁を厚く(2×6)しないの?そこは寒くない地域なのか?

他には、

そのコーナーはそれは熱的に良くない。

外張り断熱動画を観てもらえたらわかるはずとは思うも、都度簡単に外張り断熱のことをお伝えしています。

時々、コメント見逃している時もあるけどね(笑
セミナーもそうだけど、質問から次に必要とされる情報を知ることができるという点では私としては凄く助かっていますね。

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