岩手の高断熱住宅は2024年冬いつから暖房の始まりはいつから？

落葉し始め、岩手山に初冠雪、そして白鳥の鳴き声に冬の訪れを感じながら迎える11月になるこの時期、決まり切った会話が、

暖房いつからにする？

住宅展示場もそう、毎朝スタッフが掃除などするのだけれど、その際、

暖房をいつからにしますか？というのもこの時期恒例。

今朝の我が家も
　
　なんか寒くない？
　暖房いつからにする？

と訊いてきたので、温度計を観ると、

　　22.9℃　この温度ならまだ暖房要らないべさ。
　　その前に衣替えだべ！半パン半袖のままだし。

　そうだよね、夏物のままだった、、

と気づいたわけ。とまあ、こんな流れから出勤して先ずは温度チェックを。

今朝7時過ぎの温度　外気温 9.7℃、　室温 17.6℃

まだ暖房していない無人の住宅展示場は生活発生熱がない。ここで比較対象として観るのが我が家、スペック＆日射取得量は感覚的に同じか我が家の日射取得が若干少なめではないかと。

住宅展示場と同じく岩手県滝沢市にある自宅はほぼ同じエリアと考えていい。
この時の住宅展示場と我が家の温度差は　4.３℃。

とすれば、この4.3℃の温度差が生活発生熱による自然温度差ということになる。

入居家族2名なので、2名の生活が生み出している室温が4.3℃と考えるとなかなかのものです。

つい2週間ほどまえだったか、朝方になんか暑い！と思ったら、家人も汗かいている。なぜ朝方に？と思ったら、どうやら炊飯器から始まっての暑さだったようで、我慢して汗かいてるのも何なのでつい冷房をオンにしたほどです（笑

経験的に、パジャマを冬物に衣替えすると、体感温度は2℃弱上昇する。なので衣替えすれば、室温21℃までは暖房無しでいけるはずなのです。あとはお天気の平均気温任せということになるかと。

岩手の高断熱住宅なら、日中の陽射しで室温は何℃上昇するか

これは今日の12時半の住宅展示場温度。

この時点で、室温1℃しか上昇していませんが、結果的に18.7℃まで上昇しています。1.2℃しか上昇していないと思いがちですけど、室温が上がれば良いというものでもありません。日射熱で空気だけを暖めるならもっと室温上昇するのですが、内部の漆喰仕上げや床面の蓄熱層にも日射熱は蓄熱されますから、室温は上がらないけど蓄熱のおかげで室温も下がりにくいというしくみです。

岩手県滝沢市での高断熱住宅の24時間温度推移を

昨日の19時から今日の19時までの温度推移になります。

外気温が12℃の上下なのに、室温は1℃ちょっとしか上下しないのです。

以上、ここまでが、この時期気になる自然温度差と室温の推移報告でした。

最後に、今日の現場を。

岩手県矢巾町で高気密高断熱住宅の1日フレーミング

30分程しか居れなかったけど、ドローン撮影を（笑

今日のフレーミングは午後3時終了とのことで一安心。これからの時期、曇ってたりすると4時過ぎには暗くなって来ますから・・朝の明るい7時頃から作業できたらどんだけ楽なんだか？と思うのはこの時期恒例かと笑 pic.twitter.com/upWcHuSzOQ

— oyakata (@ooyakata11) October 31, 2024

100ｇ未満の小さなものなので、風に煽られてのブレはご容赦ください。

それと、今朝の内輪ごとも（笑

掃き集めた🍂をそのまま塵取りで掬い上げるもこぼれ要領を得ない若いスタッフたち。そこで踏み重ねる一手間でここまで圧縮できることの見本を。
これでポリ袋もゴミ出し数も減るからと。そしたら…スタッフの1人が長靴じゃないと出来ないとか。だから建設業は長靴必要だからと言ってるでしょ！笑 pic.twitter.com/iToex5qUEO

— oyakata (@ooyakata11) October 31, 2024

サイロ詰め作業じゃないけれど、踏み固めたら葉っぱはぐっと小さくなるのに、カサカサのままチリトリですくうって昭和の私からしたら、チリトリからこぼれて当たり前でしょ。とずっと思って見てたので、今日早めに出てあらかじめ踏み固めて置いたのです。平成世代は子どもの頃何かを踏み固める作業体験なさそうですからね。

こんだけ小さくなるし、ずしっと重たくもなるもの、

伝えたいこと、分かってくれたかたどうか・・・不明（笑