祝上棟!岩手県盛岡市で高気密高断熱の注文住宅を新築

今日は岩手県盛岡市で一日フレーミング。
私が現場に到着したのは7時半、その時点で材料搬入トラックが2台で全面4m道路を塞いでいる状態。その後も材料搬入の度に前面道路は通行止め状態になるため、交通誘導員は二名配置されています。

現場内搬入などの段取り作業を終えたら、いざ組立作業スタートです。

岩手県盛岡市今日のフレーミング住宅 (1)の画像

今日の最高気温は予報で33℃、それだけでちょっとだけ気分が楽になるから不思議なものです。
実際にも奥州市での先日の猛暑フレーミングだった朝に比べてもかなり涼し気なスタートだったように感じたのですが、今日の彼らはプラス、もう一つ涼しい理由があるようです。

岩手県盛岡市今日のフレーミング住宅 (2)の画像

それは全員が空調服を着用していることです。

私が現場入りし、「おはようございます!」と声掛けした後のリサーチの言葉、

 空調服どう?

  涼しいです。

 空調服どう?

  いつもより楽です。

 空調服どう?

  今は涼しいです。

 今は?てか(笑

「今は涼しいです」と答えた彼は3年ほど前、涼しさや作業性を確認するためにテスト着用してもらったスタッフです。その当時は、

  それほど涼しくないし、これだったら要らないと思う。

ということで空調服採用は見送られることになったという経緯があります。
そのために、「今は」という言葉を発したのだと思いますが、総じて好印象のようなのでほっとしました。もしかしたらこの3年の間に機能性はアップされているのかもしれませんね。

彼らの作業を観ていても、作業性の障害になっている感じはしません。
さすがに今年のような猛暑日フレーミングが複数回重なると、例え作業性が多少落ちたとしても熱中症対策は優先されなければならないように感じますから。

私ももう5年ほど前になりますが、スタッフ皆からプレゼントとしていただいた空調服を着用してみたことがあります。現場で作業するわけでもない私になぜ空調服だったかと言うと、朝の芝刈り時に大汗かいて作業をしているのを見かねたようなのです。ですが皆の気持ちに反して使用しなくなってしまいます。

その理由は二つ。
➀空調服の送風ファンの音がとてもうるさく感じたから(慣れればどうってことないのかもしれませんが)
➁毎朝一度くらい汗を流し、新陳代謝を促すようにしていた方が身体的にはプラスなような気がしたから。

私が3,40分の芝刈りや半日自分のペースで草刈りするのと、彼らの動きとではまったく別物です。空調服着ていても彼らの動きならきっと汗をかいていることでしょう。送風が汗の水分を飛ばしてくれてるのかもしれませんが。

私が今日、現場に居れたのは10時までの中で、なんか嬉しい光景が視界に入ったのです。

住宅品質と効率性をリアル現場で打ち合わせの画像

現場監督から、ここをこうして欲しいとの指示。

すると、

それも良いのだけど、
俺ならここをこうした上で、こことここを合わせた方が納まり良いと思うのよ。
それと構造図面の表示はこれでは勘違いしやすいので設計さんたちに改善してくれるように。

作業中ほんの2,3分の合間にリアルな構造の上で、そんなやり取りする二人の姿を観てたら、なんか嬉しくなってくるものです。

なぜ、それが必要なのか、そのためには何をどうすべきか、

それぞれの視点から積み重ね、その時点の最適解を導き出す。

そんな場面が一番好きかな。