地場の住宅メーカーなら、専門のパネル工場や構造材の加工はプレカット工場に外注するのが一般的ですが、当社の場合は自社の住宅パネル工場にて、自社の社員が住宅躯体のパネル製作を行い、直に現場にて組み立て作業まで行っています。
これは住宅躯体の壁パネルはできるとラックへと建て込まれ、そして写真のように住宅パネルにサッシが組み込まれます。ラックがいっぱいになったらフォークリフトでストック場所に移動し次のラックを運び込む。という繰り返しですね。
現在、このラックは二つのタイプを運用していて、現在は写真のハーフタイプが主体になっています。
というのも、ハーフタイプは積み下ろしが2回になるので一見非効率なんだけど、それは住宅の建築場所に余裕がある場合でのことで、実際は建物周囲にそれほど余裕がないケースの方が多いわけで、その際置き場所に融通が利くのがハーフサイズなのです。
敷地の大小両用に使えるので、小は大を兼ねる?ってことになるかな。
こちらは、通しパネルなので横にしている状態。
組み立て作業時に、クレーンで建て起こしてから据え付け場所に送り込む手順になります。
先日の盛岡市内での平屋住宅の組み立て作業では、
敷地に余裕がなかったので、このハーフサイズの真骨頂と言った感じでした。
そして現場は写真のように電線が。
電線の上を飛んでいるラックを見ながら、これがダブルサイズだったら・・・
敷地内には置けなかったべな、とまじまじ見てしまいましたよ(笑
住宅自体には関係ない話ですけどね。
現場での融通性や作業性が上がれば、その分住宅の品質向上に集中できる時間が増えるというものです。
住宅の性能レベルを上げようとすれば、その分加工数は増える。
加工数が増えても作業者の負荷をできるだけ増やさないためには・・・
と考えるその繰り返しに、
ゴールなんて、ないんだよなあ。
そういえば、私が今日気になったニュース。
私も喘息ですけど、知らなかった。
よく寝付けない時はうつぶせに寝るのですが・・・
コロナに限らず、納得かも。
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