大開口窓「フォールディングドア」が、当社の家の9割になるまで

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高気密・高断熱住宅が当たり前に認識されるようになった近年、新築ではほぼ見られなくなったのが縁側ではないでしょうか。

昔の縁側のように、窓を引いたら室内が外に開放されるあの感覚。

 高断熱の家でも、リビングの壁が、まるごと開け放てたら・・・

そう思ったことはないでしょうか。ですが、断熱と両立できる引き違いの4枚建具、もしくは引き込みタイプの窓がない。となれば、高気密と高断熱を優先するのが当たり前になっていたので、引き違いの採用を見送る、というのが通常になっていました。ところが、できないと思っていたそれを実現するのが、フォールディングドアではないか。と思える出会いがアメリカであったのです。

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ガラス戸を折り畳んで、開口部を全開にできる窓。こんな窓を初めて見せられたら、そりゃあ驚くし、ぜひ日本にも紹介したいと思ったわけです。

この時の出会いがあったおかげで、このフォールディングドアが現在、新築住宅の約9割で採用されるまでになっています。

今日は、このフォールディングドアのアメリカで見た仕組みとの違いや断熱性能、そして採用までに10年ほどかかった理由についてお話ししたいと思います。

こちらが、現在採用されている、当社の4連フォールディングドアです。

アメリカで初めて見たフォールディングドアと、当社のフォールディングドアの違いがわかりますでしょうか。

1.アメリカは、外側に折れる。ドイツサッシは、内側に折れる。
2.アメリカは、片側に全窓折り畳まれる。ドイツサッシは、端の一枚をドレーキップとして、
  普段の出入り口、換気用の窓として使えるようになっています。
3.アメリカは、当時はペアガラス。ドイツサッシは、トリプルガラス。でも、女性でも軽く
  開けられる。

フォールディングドアとは

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複数枚のガラス戸をヒンジでつなぎ、レールの上を滑らせながら折り畳んで全開にできる窓です。引き違い窓は開けても開口の半分が戸で塞がりますが、フォールディングドアは戸が端に畳まれるため、開口部の全面が開きます。リビングとテラスの床をつなげれば、内と外がひとつの空間になります。

課題は、大きな窓と断熱性の両立

一般的に大きく開く窓は、閉じているときの断熱性能が弱点になる傾向にあります。当社が採用しているトリプルガラスの樹脂サッシ製フォールディングドアは、ガラス3枚折れ戸、もしくは2枚折れ戸とドレーキップドアとの組み合わせ。大開口でありながら、ドイツの断熱性の高い樹脂枠とトリプルガラスで、岩手の冬の寒さに耐える断熱性能を基本としています。

 

フォールディングドア採用までを、年表で振り返る

[約25年前アメリカで]
初めてフォールディングドアに出会う。輸入を検討するも、最小ロットがコンテナ単位。「何年分輸入しなきゃならないの?とても工務店でできる範囲ではない」と判断し、断念することに。

[2008年チェコの木製サッシ工場で]
1本単位・自由サイズでの輸入が可能とのことで、木製フォールディングドアを初採用

[2010年ドイツの樹脂サッシ工場で]
樹脂サッシでも、一本単位・自由サイズで製作可能とわかり、トリプルガラスの樹脂フォールディングドアへ移行

[2015年フォールディングドアを通常採用に]

[2018年高窓フォールディングを試験的に初採用]
[2026年新築の約9割で採用までに]

 

高窓フォールディングという選択肢

2018年には、高い位置の窓にもフォールディングを試験的に採用してみました。というのも、バルコニーとサンルームの二役を担えるのでは、との発想からでした。

高窓を全開にすると、バルコニー代わりになり、ビールも飲めるし、布団だって干せます。バルコニーって、ほとんどのお宅で冬は使われていない現状から、「窓を閉じれば、冬は断熱の良いサンルームとして機能するなら一年中使い切れるよね」と考えたのです。換気量も大きく、夏は上から排気する排熱窓としても機能しますしね。

この時は、3連窓タイプでしたが、昨年から4連を採用いただけるようになりました。

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そして、こちらが最新の4連高窓フォールディングです。

さすが4連になると、開けると圧巻です。
開けたまま、オープンカフェのように、椅子に座ってコーヒータイムを満喫できそうです。

虫が気になる季節なら、この以下のように。

うち倒し換気部分だけを網戸にも、全面にも網戸を引けるのですから、便利です。
この網戸の開閉方式、うちのスタッフが考えたのですから、即採用となったのもわかると思います。

フォールディングドアの魅力まとめ

フォールディングドアの魅力は、なんと言っても、開けた瞬間に「窓があったことを忘れる」開放感ではないでしょうか。そして閉じれば、トリプルガラスの断熱性能で岩手の冬の寒さから室温を守る。開けても閉じても妥協しなくていい。

これが、当社が行き着いた答えです、

開閉の感触と開放感は、動画でも実物には及びません。モデルハウスで、ぜひご自身の手で直に触れて畳んでみてください。軽快さを実感できるはずです。

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