アメリカでもヨーロッパでも、
何か素敵だなあとか、佇まいの気配を感じさせられたり、
何気に視線を惹き込まれてしまう建物とか家ってありますよね。
アメリカに行ったとき、たくさんの家を見ながら
この家たちの何が、素敵だよあって思わせるんだろ?
探っていて気付いたことがいくつかあった。

そのうちの大きなポイントの一つが窓でした。
大きな窓、複数のいくつもの窓をデザイン的に一体としコンビネーションされた窓、
その窓のガラスの面を揃えることも大きな衝撃だった。
デザインされた外壁面の素材にどんな窓を誂えるか、が大事だと教わった気がします。
だから、海外に行くと街を歩いて先ずは感覚のままシャッターを押す。
それからポイントを探し出して再度シャッターを押す。
とまあ、これが私の楽しみな時間となっているかな(笑
家の暖かさを左右するのも窓は大きな要素だし、
通風や採光、防音の機能を担っているのも窓。
その窓をできるだけ素敵に、デザイン・配置できたらもっといいはず。

窓に色を落とすとしたら・・・外壁というキャンパスはどんなのがお似合いなのか。

塗り重ねられた外壁には、窓のアイラインをどう納めたら
壁の揺らぎ感を損なわずに済むのだろうか。
この縁取りなら・・・・

外壁は白でもドーマーに色を入れてみるのも、表情は変えられるよなあ。

このドーマーの窓から、アイアンの金具を外してしまったとしたら・・・
縦板張りをフラットに仕上げたとしたら・・・

何百年経っても、存在感を感じさせるのは何なんだろう・・・
なんて、
そんな視点で一緒に写真を見て頂けたら、
家づくりの参考に、ほんのぺっこはお役に立つことがあるかもしれません。
というか、
そんな見方をしたら、私のように窓フェチになるかもですけど(笑
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