家の素材は『共に暮らす』『身にまとう』そんな感覚。

今朝、明日からの見学会の会場へ行ってきました。

今回のお住まいの暖房はエアコンのみです。

昨日も早速、数組のご案内がありエアコンが稼働していましたので

床も壁の温まっていて外からくると暑いくらい 笑

エアコンの設定温度を下げました。

我が家も昨日から低い温度設定で24時間稼働していますが

体感が全然違いました。。

一番は無垢の床の温もりと足ざわりの心地よさでしょうか。

他にも

壁の仕上げも我が家はクロス仕上、こちらはスペイン漆喰

我が家は国産サッシ、こちらはドイツ製の輸入サッシ

快適指数が全然違いますね^^;

そう考えると

人生の多くの時間を共にする家の素材は

暮らしの中での影響力が大きいもの。

日々仕事でも係わりながらもそう感じます。

前回のブログで今回のお住まいを

「瑞々しい」という抽象的な表現をしましたが

今週末の見学会「アースカラーのやさしい壁の家」

衣服に例えるなら

化学繊維と自然素材では着心地が全然違うように

自然素材に触れながら過ごす暮らしのなんと心地よいことか。

肌着でも綿や麻といった自然素材は通気性がよく

暑い時は汗を吸い取ってくれますし寒い時は保温性もあり

やさしく包み込んでくれます。

化学繊維はこちらの状態に係わらず

一方通行。。

赤ちゃんの肌に触れる素材を吟味するように

住む人に触れる素材を吟味する。

その考えはむしろ当然のことに思えます。

さらには年月が経った時その価値に大きな差が生まれます。

昨日も築10年のお施主様から「床のメンテナンスしたいので

自然塗料を購入したい」とご連絡を頂きました。

ワンちゃんが粗相してアルコール消毒を繰り返し塗装にムラが出たのだそうです。

手を加えながら、長く心地よく暮しを共にする家の素材。

少し手をかけると愛着もわいてきます。

また私事ですが、着続けて10年以上の革ジャンを

今年初めて(!)自分でお手入れしました。見違えました!

もうそろそろ寿命かな。。なんて思っていた自分。

革ジャンに謝りました 笑

家の素材もそんな違いを実際の空間の中で

体感として感じて頂けるのが見学会の醍醐味なのかなと思います。

天気予報の雪マークもチラホラ。

まさに今が『旬』の体感時期のようです^^

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