朝方人間になろう!

最近は夜型人間だ。朝は窓に陽射しのかかる日の出とともに7時起床。天気の良い日には時計は要らない。 ところが天気の悪い日は寝過ごして7時半をまわる。この時間になるといの一番に確認するのが朝風呂への登竜門である脱衣室の入口。 やっぱりかあ!すでに遅しと朝一番、黒星スタートとなる。登竜門のドアは人間を拒絶するかのように硬く閉ざされているのだ。 ここで8時以降の入浴を余儀なくされるとあきらめとともにまた布団にもぐる。この時間は長男と三男との入浴バトルタイムだ。 こうなると朝メシには到底ありつけない。風呂は行水、神棚・仏壇に膳はあげるものの挨拶程度で会社に急ぐ。このときダイニングテーブルに大好物のタラコなんかがあった日にゃあ、後ろ髪に鉛でもぶら下がってんじゃないのかとさえ思えてしまう。 日中は一般的な商用をこなしながら、自分の継続テーマと集中テーマをこなす。 人のからまない自分だけの仕事は夕方すぎの時間のほうが集中できる。最近は集中テーマがあるため、つい夜11時過ぎになってしまう。 帰宅してニュースを見ながら晩酌スタートは12時。時に録画してあったビデオをみたりで寝るのは1時2時になってしまう。 昨日はあろうことか、仕事もそろそろ終わりにしようかと思った瞬間、会社の電話がなった。この時間間違い電話だろうくらいに思い、電話に出た瞬間「おめえんとこは何やってんだ!」から始まったクレームの電話。 口調からして酒が入っているようだった。内容は現場シートが強風のため、バタバタと音をたて、シートが引っ張られた時の音だろうが、バキ!と音がしたのだそうだ。 「すぐに何とかしろ!すぐに来い!」の要請にすぐさまスーツから作業着に着替え、ドカジャンをはおり準備はオーケー。車に脚立を積み込み現場に急行。シートは強風とバタバタと音をたてていた。10年ほど前に建てたお宅の外リフォーム中のお宅。 なんとか応急処置を終え、お詫びをして帰宅したのが1時前。深夜になってのクレーム対応は16年ぶりのこと。16年前のことを思い出しながら軽くビールを一缶で布団について2 2時にはなったが普段と大して変わらない。 最近夜型になっていることに少し疑問を感じてはいた。朝方人間の方が一日の充実感があるように思える。 朝起きて愛犬と散歩。ジョギングのまねごと。コーヒーを飲み新聞読みながら朝を味わう。会社に早く出勤してトイレ掃除。 夜寝ることでエネルギーが充電されるのではないのではないだろうか。最近エネルギーはきっと朝に肉体と魂に充電されるような気がしてならない。 夜は確かに自分の仕事に入りこみやすい。充実感にかけるような・・・そんな気がする。 年内は今のペースでかけぬける。新年からは朝方人間に立ち戻ってみよう。そしてもうちょっとだけ、省エネ住宅ならぬ省エネ人間になろう。

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