夏の省エネと窓の話

昨日温度グラフの画像を上げました。
現在実験中の装置の効果の計測ですが、これはあくまで最終調整用です。

夏を快適にするためにもっと最初に考慮すべきことがあります。
夏の場合、最初に熱の侵入を防ぐ工夫、その次に侵入した熱を
排出する工夫です。この二つを考慮そして実践することで7割方の
夏対策にはなると思います。

今日は熱の侵入のほとんどを占める窓に関する豆情報を簡単に。

①窓ガラスの違いで夏の省エネ
 普通複層ガラス→ Low-アルゴンガス入りにすると    30%ほど 減

②窓に加える機能で省エネ(何もない場合を基準として)
 レースのカーテン下げた場合                 30%ほど 減

 内側にブラインドを取り付け                  40%ほど 減

 内側に障子                            50%ほど 減

 外側にブラインド                         80%ほど 減

 外側にすだれ                          70%ほど 減

これらは単体で採用した場合の効果ですから、これらと同じような機能を
複合で窓に持たせることで効果はより大きいものになります。
(デザイン的な対応では、オーニングや外付けスクリーンもいい)

ちなみによく南側だけにすだれを下げているお宅をみかけますが、
夏の場合、東西の窓の遮蔽の方が効果が高い。

分かっていながら選択基準がない、ってことはよくあります。
こんなちょっとしたことが暮らしには欠かせないのかもしれません。
    

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