工事代金の支払い方法って・・・

一年以上前の家づくり教室だったでしょうか。
参加者からの質問に、依頼しようとする建築業者への
工事代金の支払い方法をどうすればいいか、
というようなことがお二人からありました。

各業者それぞれに支払条件があったり建築資金の組み立てで
違うでしょうが、あくまで私見としてお話したのは以下のようなこと。

①Aさん(30代)のケースは、
個人でやってる工務店さんに頼もうと思っているが、
先に支払うのも不安だし、かと言って支払いを完成まで
工務店さんにしないのも資金的に困るだろうし・・・何かいい方法は?
というものです。

私の答えは、
「工事の出来高でお支払いになったらいかがですか。
きちっとした工事見積書と見積書記載の各工事項目が工程表に
書き込まれていれば、出来高割合が分かります。その範囲内で
支払いになればお互いに金銭的リスクはないのではないですか。
その工務店さんと率直に話されたら、解決方法はきっと
見つかると思いますが」です。

実際、保険による完成保証もあるが保険料負担もしないでと
考えるなら一番シンプルな方法だと思ったので、こんな回答に
なってしまったかと。。

次の質問はAさんに答えた後、間髪入れずに入った
私にしてはちょっと!?な質問。

②Bさん(50代)のケース
私も建設会社への工事代金の支払いは、
完成後1年か2年後にしようと思っているがどんなもんでしょうな?
という内容。

私が「なぜですか?」と聞きなおすと

だってお金払ったのに、補修とか全然やってくれなかったら
困るじゃないですか。

この質問に私は
その建設業者さんになぜ頼むのか分かりません。
言っていることは分かりますが、なぜそこまでしなければ
ならないような業者さんを選ぶんですか?
もしそうなら業者選びが間違っていると思います。

私がその業者の立場なら、逆にお断りしますけど。

などと言ってしまいました^^;
(本音で言ったりして良いのか悪いのか。。;)

私は家づくりって、
建てさせてやる!でも、尚更建ててやる!でもない。
いつもフィフティで互いが知恵をしぼり、持てるものを出し合う
共同作業だと思っています。

なのでそのバランスがとれないようだと
私のような未熟者は正直”家づくりパワー”が沸き起こってきません。
きっと2000円のユンケル飲んでもムリ!

昨日も家づくり教室でした。
二つのテーマにズレもあり、せっかく早起きして
きた参加者にはご迷惑おかけしたような気もする。。。

そんなこんなで続いてしまっている家づくり教室も
後3ヶ月程で5年になろうとしている。
これまで参加してるのに営業にも来てもくれない!と
怒られたこともある。逆に安心して自分のペースで
家づくりを進められるのでうれしい!と励まされたりもする。

はなし家でも評論家でもないし、聞き取りやすい声でもない。
(時々のど飴なめるが効果は疑わしい。。)
それでも何故か参加者がある。
こんな手前勝手な家づくり教室の何が良いのか悪いのか・・・

きっとこれからも自問自答の日々は続くのだ。

  余談; 昨日の朝、今年初めて神子田の朝市へ。
       たくさんの人出に春の活気を感じv
       甘酒飲んでこんにゃくおでん食べながら
       出店をのぞいて歩く。これからのシーズン
       早朝のお楽しみにオススメかな^^;

4 件のコメント

  • 私は「講座」には1度も行ったことがありません。
    あることすら知らぬまま具体的な話に入ってしまいました。
    知っていたら行っていただろうになあ。営業さんはそういう話をしてくれなかったもんで。(あまり,強引に「うちで立てて欲しい」とアピールしないところが大共さんのいいところではありますが。)
    単に家作りについて知りたいのか,営業までして欲しいのかを講座の際にアンケートを書いてもらえばいいのではないでしょうか。
    損得抜きの講座だからこそ人は集まるのでしょう。これはぜひ続けて欲しいものだなあと思います。

  • hiroさん、そのアイデア使わせていただきます!
    なんで気付かなかったんでしょうか^^;
    意外と当事者には見えてない、ってことですね.
    それから、計画段階ではなかったと思いますが
    塗り壁編にはいらっしゃった・・・?というか
    見に来られたような・・・あれも教室の一部ですから(汗)

  • そうでした。そうでした。
    そういわれれば,あること自体は知っていたっけかなあ。
    塗り壁編は,もう行きたくて行きたくて,行かせていただきました。
    参考になりましたが,そこで学んだことが生かせたかどうかは・・・・・・?

  • hiroさん、塗り壁教室は家づくりで役立てる以上に
    住まいながら自分でメンテナンス&模様替えに、と始まったものです。
    まだ時期ではないでしょうけど、
    今度この壁を塗ってみよう、この壁を違った模様に塗ってみよう、とか。
    楽しめるのはこれからですよ!

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