社名

初対面の人と名刺交換した際はさすがにないが、
何度かお会いするようになると、ふとしたきっかけで
社名の由来の話になることがある。
とうぜん何回かお客様からも聞かれたことも。

この時、決まって言われるのが、
「共に大きく!ですね」とか、「共に大きくなろう!という願い」
だと思っていたということ。
この読みって、はずれてもいないが正しいとも言えない?

恥ずかしい話、そんな高尚な心ねで今の社名になったのではない。
社名の持つ意味など、28歳の時に深く考えることなどなかった。
じゃあ、今なら考えれるか・・・? やはり今でもムリ!

独立し創業すれば必ず考えなければならないことの一つが社名。
社名には一部にでも自分の名前など恐ろしくて付けられない。
(自分の程度はよく知ってた?つもりでしたから^^;)
じゃあ、何が!?

てなわけで一番最初に重要視?したのが
社名を口に発した時、社名を耳にした時、がどうであるか。
そこに意味などなくてもいい、位になぜか重要に思えた。

耳にした時に重らみがあった方がいいよな。。
子どもにもお年寄りにも社名が単純な方がいいよな。。

そんなことを感じながら、自分なりに重らみのあって響きのいい、
と思える名前をいろいろ口にしてみた。
すると、濁点が一文字あると重みが感じられるのでは・・・

そして子どもが憶えやすいのはパパ、ママ。
パパママハウスじゃ軽すぎる?よな・・・
まして年配には受けそうもない。。
英語などカタカナ名では年配層には向かないし。。
とかいろいろ無い頭を絞って試行錯誤。

以上の経過から単純な漢字で”大”という文字が最初に候補となった。
こども時から好きだったCMに丸大ハムのがある。
フレーズは思い出せないが
”子どもを大きく大らかに”のイメージがある。
それは家づくりにも共通する。
だから、”大”に惹かれて(引きずられた?)しまったように思う。

そんな時である。ある方から教えられたのが
「社名は縦書きで左右対称なのが会社は伸びるんだそうだぞ!」ってこと。

そりゃあ、伸びないより伸びた方がいい、に決まっている。
幸いにもこの時点で”大”は合格v
となれば、気をよくして漢字辞典を調べるわけ。
左右対称で単純であること、つまり画数が少ない漢字。

そして決まったのが”共”。
いいんじゃねえの!”共に!”って。
この時が社名に小さな意味が付いた初めての瞬間。
後は意味は勝手についてしまった。共に大きくとも取れるし・・・とか^^;

子どもは、”だいきょう”は言えずとも
「だっきょう」「だっきょ」「大ちゃん」位は発音してくれるんでねべが。
おずうちゃん、ばあちゃんだって、”大共”の字だったら簡単だべよ。

これ以上はもう浮かばね。これでいいんだ。
と終いには自分で自分に開き直り。

最後に、社名で何屋か分からんと不便そうなので
左右対称に近い”ホーム”を付けて仕上げ。

さらければ、動機なんてこの程度のもんです。
考えればもっとかっこいい名も高尚な社名もあったと思う。
でも今も今までも、なぜか不便も不満もない。
どころか満足してる自分がいるからおもしろい。

どうせ浅知恵。先付けの動機でも後付けの意味でも
結果オーライならきっとどちらでもいいことなのだ。

                       ”開き直り日記”より

4 件のコメント

  • 橋本ホーム・・・・・・。
    橋本建設・・・・・・。
    悪くはないですが「大共ホーム」の方がいいですね。
    ただし,日本語入力する時に「だいきょう」で変換するとすごいものも出てきますけれど・・・・・・。
    こういう社名のつけ方もあるんですね。このつけ方,好きです。

  • hiroさんのおっしゃる通り、普通に入力すると
    運気が落ちそう・・・な文字にしかなりません(悲)
    そんな時、大吉ホームが良かったかな。。て思うこともありましたけど^^;
    今では当然私らは文字登録しています。
    変換する度、落ち込みたくはないですからv

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