アメリカシアトル住宅レポート06 Ⅱ
今回のツアー二日目は自由行動日。
皆さんそれぞれボーイングやスペースニードルなど、思い思いに目的地を目指しましたが、私とシアトル初心者○ケンはやはり商売柄少しは仕事らしいこともしないと。ということで現場など住宅事情視察となりました。
先ずは簡単にシアトルの建築中の現場から。
この写真の右手側が工事中の現場ですが、やはり眺め良し。
左写真はドライウォールの目地処理工程。
(石膏ボードを張ってすぐの工程)
右写真は内装壁の仕上げは終了済み。
これから、大工さんが造作工事に入る工程。
※日本では大工さんの全工程が終了してから仕上げ工程となりますが、日本とは違って北米では壁と天井の仕上げが先になります。
左写真はフレーミングが終了した工程。
床の構造にはTJIという軽量で強度のあるものが使用されている。
空間を大きくとる北米では標準的な構造材です。
右写真は壁ですが、スタット(柱)は2×6材。
丁度フレーミング中の現場ではフレーマー(構造大工?)が
たった一人で作業していた。
壁お越しを独りでどうするんだろう?
一人用ジャッキもなさそうでしたが・・・
余計な心配をしてしまった。。
ここで使用されていたスタットはフィンガージョイントという短い材を繋いだものが使用されていた。
8年程前に使用したことはありますが、当社のような工場生産型パネルでは、不向きのようで現在は使用していません。
ちょっと気になったのが窓テーピングと床下換気口。
ですが、細かい話になってしまうので省略^^;
北米では、建売方式が一般的。
この分譲地では間取りと外観の完成予想図が描かれた看板が工事現場の前に掲示されていました。
なんか看板もおしゃれですよね。
ちなみにこの分譲地の土地建物のお値段は・・・
7000万円から1億円ほどなんだとか**;
さすがバブル真っ最中のシアトル。
この地区は、昨年から現在までの一年で3割もバブったそうで、当然中古住宅も例外ではないわけ。
10年前ならこのレベルで2000~3000万円相場だったと記憶。
ここまで住宅価格が高騰してしまうとシアトルの魅力も半減してしまう、と感じるのは私だけではないのでは^^;
岩手の注文住宅メーカーならこちら。
コメントを残す