窓の断熱デザイン

サッシメーカーはそれぞれサッシの断熱性能を持っている。
一般にはその窓のK値なりU値なりを以って住宅の断熱計算をする。

10年程前、輸入サッシのカタログを見た時のこと。
「なんだこれは!?」とびっくりしてしまったのが、
サッシデザイン毎、サイズ毎にぎっしりとK値を表示した断熱性能表だった。

日本のサッシメーカーのカタログは世界で一番分厚い。
なのにどこのメーカーもカタログにそこまでは載せていない。
(業界で取り決めた表示基準なるものはあるようだすが・・・)
だからそれまでデザイン毎サイズ毎に断熱性能が違うなど
まったく意識しなかったし必要も感じなかったこともあり
「さすが、断熱性能を売りにするメーカーよのお」
と嬉しくなった。

高断熱化を目指した当時、性能表とにらめっこもしたが、
その後その輸入サッシも高価なため採用されなくなり、
サッシの性能もメーカー統一表示のみを目安にするようになった。

あれから10年。
今再び窓毎の個別性能が気になっている。
当時は一メーカーの一覧表だったが、
今は便利なことにシュミレーションできる。

現在、表計算タイプと専用の簡易シュミレーションソフト二種類。

①サッシのデザインを選択。
②窓サイズを入力。
③サッシ枠の材種(シール材含)及びサイズを選択。
④ガラスの種類と性能を選択。
                ↓
 =(断熱性能表示)

とまあ、ここまでは便利に遊べるわけ^^

ところが、ここからが大問題。
形状、サイズ、素材と組み合せは何百通りにもなるし(汗)
加えて嗜好とコストパフォーマンスまで検討に入れ始めた日にゃあ
こんがらかって訳わからん!  ほんと頭痛までしてくる始末。

何やってんの?お前は・・・
サッシ屋じゃないんだからさあ、も少し気楽にやろうよ。
なんて自分自身につぶやいてたり。。;

入口は楽しいのに、深みにハマルと・・・ヤバイ。

ストパフォーマンスまで表示してくれる簡単シュミレーションソフト。
そんなのあったら・・・なんと楽だべか。

でもね、指を動かすだけですべて答えが得られるようになったら・・・
それはそれで、頭わりぃのがもっと悪くなりますよねぇ。。

結局は、身体にも脳にもほど良く汗をかく、が肝要。

家づくりだっておんなじ!いい汗かきましょう。

そう思えたら気持ちかなり楽になりましたけど、
あくまで「ほ・ど・良・く」ですからね^^;

ちなみに私は脳も身体も運動不足。。(本日の結論)

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