1℃に秘められた謎

ここ一年ばかり、妙に皮膚感覚が気にかかる。
特に輻射熱にはかなり敏感というか、神経質になった。


カーテン一つ開けた瞬間はてきめんで夫婦間に一瞬火花も走る。
われながらかなりうるさくなったと思う。
体感温度を意識するあまり、体質まで変わってしまったのか・・
以前気にならなかったことまで気になりだす。

最近、新たに室温設定の温度単位が気にかかりだしている。
それは、設定温度はなぜ1℃単位なのか、ということ。

この夏の冷房時でも室温設定を一度上げると暑すぎる。
かといって、設定を一度戻せば余計なまでの冷えを感じ、
ちょうど良いところにはまらずストレスになる。

快適温度はこの一度という範囲の中に存在するのだ。

思い起こせば、北欧のホテルの室温設定は0.5℃単位だったような・・
車のエアコン設定だって0.5℃間隔だし・・

人間様の体温が1℃も上がれば高熱になる。
考えれてみれば体感温度は繊細なのだ。

快適さと省エネの最大公約数は1℃の中にある。
そう思い出したら、
繊細な温度設定ができ、そして精巧なサーモスタットの
コントローラーが欲しくなってきた。

温かい涼しいをコントロールできる岩手のハウスメーカーになりたいものですね^^