家づくりの記憶

今日はイベントのほか、家づくり教室があった。
普段は基本的なことがテーマなのに、
今回はめずらしく当社の家づくりを紹介^^;

このテーマ、一番得意であるはずなのに・・・
なぜか私は苦手なのだ。

自社の説明をすれば、売り込みになってしまいそう。
かといって、理解してもらえなければ意味もなし。
どう話を組み立て、どこまで話したらいいものか。。
いつも迷ってしまう。

そこで今回は、余計な話を省くため、
当社お蔵入りのビデオテープを数分上映した。
私もすっかり忘れていたのだが、
当社の記録ビデオケースを先日整理しようとした際、
ひょっこり出てきた15年前のレアビデオである。

当時、なぜ一日フレーミングが必要か。
そのことについて社内で意思統一を計るべく編集したもの。

そのビデオを教室開始前に再生して見ていたら、
いつの間にやら二人の若いスタッフが、不思議なものでも見るように
食い入ってみていた。それもうれしそうに。
もちろん、教室本番でも参加者は目を見開いてみてくれた。

一日フレーミングは今も当社の大切なこだわりの一つである。
しかし、自分たちには当たり前化してしまい、
今では新鮮味に欠けるからだろうか・・・
最近ではきちっと伝えてなかったような気がする。

考えてみれば、新しいことばかりが家づくりではない。
私たちには古くても私たちが守り続けているものなら
これから家を建てる人にとっては常に新鮮なのだ。

今や世の中DVDが主流である。
後の子どもたちは、
私が子どもの頃8ミリ映写機を観たときのように
ビデオテープを観るのかもしれない。

古いけれど今も変わらぬ記録。
だからそのままとって置くことにする。

そして若いスタッフたちにも、明日この記録を見てもらおうと思う。

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