家づくりの気づき

本日は家づくり教室でした。

ほとんどの人がそうですが、
初めて参加される方はリラックスできていないのがよくわります。

初めての場所で見知らぬ人間の話を聴こうとするわけだから、
至極当然といえば当然なことです。

場合によっては売り込まれるかもしれないとか、
個人的なことを聞かれるかもしれないとか、
不安を抱えつつ参加するのは誰でも勇気が要るのでしょう。


でも何度か参加されるうちに、リラックスしているのが見えてくる。
そんなリラックスできてる表情を見れた時、私もほっとします^^;

ほんとうは上手い話などできればいいのですが、
そんな能力など家づくり教室を6年やっていても未だ持ち合わせず。。
恥をさらしながら続けてこれたのが自分でも不思議なくらい。

よく教室とかセミナーと言えば、
決まって話す人と聴く人という位置づけになる。
もっと好きじゃない言い方をすると、教える人に教わる人?
私に教えるなんてそんな気持ちなど毛頭ない。
家を建てるかたは知っておいて損はないよ、という
程度の私が知っていることをただ伝えるだけ。

・・・
話すというより、
テーマなりを題材にした情報交換の場にできたら、
というのが本音かな^^

そして参加者の方たちからの意見や質問なりの言葉、
これが私の知りたい情報なんです。
緊張は表情で窺うことはできるけど、
情報は聞かなければわかりませんからね。

私はこの仕事を26年も!?やっていますが、
今日も参加者の方から教えられた貴重なことが一つ。

自分が家を建てるにあたり、自分も何がしかの作業をしてみたい!
そんな気持ちはあるけれど、そんなことできないと思っていた。
プロに任せれば、それ以上口出しや申し出できないような・・・

そんなイメージを持ってられる方が以外に多いことでした。
家を建てる方がそんなイメージしているなんて、
想像したこともしてもいなかったので、私にはちょっとしたショック。

私なんか、ごく当たり前に「自分で塗り壁でも塗ってみませんか」とか、
「デッキは自分で作ってみてもいいかもしれませんよ」とか
いつも軽く言っている輩ですから^^;

間取りやデザインを業者と一緒に悩むのも家づくり、
でもアタマを使う、それだけじゃあ、家づくりはもったいない。
私の経験上、
アタマも使い、カラダのエネルギーも使う、
その方が家づくりの達成感が得られるみたいだからです。

業者側が思っていることと、家を建てようとする方が
私たち業者に抱いていることとのギャップって、
以外に気付かずにいることってあるものです。

そんなことを教えていただくのも私にとっての家づくり教室。
私たちが気付かないだけで、実はどれだけ双方の想いに
ギャップがあるのか、正直今もって想像できません。
この先ずっとわからないままということもあるでしょう。
と言うより、わからないでいることの方が多いのかもしれません^^;

そう考えると、気付ける機会をいただいてるだけで、
私は幸せ者なんでしょうね。

よく「これからももっといろいろ教えてください」
という言葉をいただきますが、
逆に、私の方こそもっと教えてください!っていう感じです。

今日は貴重な気付きをありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしています。

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2 件のコメント

  • やりたい人はたくさんいるはず。
    他のメーカーではあまりいい顔されなそうな気がしますけれど,大共さんは大丈夫。
    でも,私みたいに全部自分で塗るのはおすすめしません。体がおかしくなります。

  • hiroさん、私も最近全部塗るのはオススメしてません。
    自分でやった量が多ければ多い人ほど、
    もう二度とやりたくない、って言いますので・・・^^;
    でも、
    そう言いつつ達成感のある表情を見せてくれる、
    その瞬間が私は好きですね。

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