遊び場

今日の夕方、外でボンボンと音がしていた。
それは、事務所駐車場で少年が一人バスケットボールをしている音。
これまでも何度か夕方来てはしばらく遊んで（練習？）していた。

学校で決められた時間以外に遊べない今の子どもたち。
ボクたちが子どもの頃なら、体育館に侵入してでも遊べた。
それを見つけた用務員さんもいたずらをしないで遊ぶんならと認めてくれた。
きっとあれは、決まり事などないけど、
自然に地域全体が子どもたちを温かく見守ってくれていたのだろうと思う。
ほんとうにありがたいことだったのだと今なら気づく。

先日、少年が練習していた時、スタッフの車にボールがぶつかったのが見えた。
　・・・どうすべ。
　ぺっこ注意したらいいものか。
　でも、一生懸命練習しているのに水差すようで・・・
と考えた挙句、結局一言話すことにした。

（やさしくやさしく）
　一生懸命練習しているとこごめんね。
　ちょっとお願い聞いてもらっていいかな。
　ここで遊ぶのはいいんだよ。
　でも、仕事している時間だからね、
　車がある時はぶつけないよう気をつけて欲しいんだ。
　きっと、ここでおもいっきり遊ぶなら朝早くか水曜日。
　この時だったらおもいっきり遊んでいいから。
　ほんとごめんね。

そう言うと、
少年はこちらをしっかり向いて、ハイ！と返事をしておじぎした。
素直な少年だ。

今日は水曜日、先日伝えた通りおもいっきり遊んでいい日。
また遊びに来てくれたので内心ほっとした。
今日の彼の夜連は1時間半ほどで終了。
今頃、家に帰って「ごはん！」と叫んでる頃でしょうか＾＾；

ほんとはバスケットゴールの場所を移せるならいいんだけど、
土台を深くコンクリートで固めてるからそれも簡単じゃない。

そんなことで、ここもまた遊べる時間を指定してあげることしかできないけど、
この場所で、少年の可能性が少しでも拓かれるなら
それもこれからの楽しみの一つ。
だから、見守っていようと思います。

　岩手から、スター選手誕生！！

そんな夢ならいくらでも見ていたいですからね＾＾

そういえば・・・
住宅地の児童公園からケガをしたら困るからと遊具がなくなり、
公園にベンチだけってのも珍しくなくなったけど。。

そんなただの空地化した公園に、
もし、バスケットゴールが一つあったら・・・
小さな小さな運動公園化、なんてのも悪くないのでは。

屋外のバスケットゴール、
〇〇給付金の一割でならいくつできるんだろう？・・

岩手の注文住宅なら。