住宅のDIY

今日のネットニュースに、住宅の修繕を自分でやる人が増えているとか。
なんかうれしいニュース。

建材や資材をつくるのは機械にゆだねることが多いかもしれないが、
家づくりの現場では、そう人間が家をつくっている。

生業にする人であろうとなかろうと、つくるのは人であることに変わりはない。
家づくりの中で、人の手の感覚に委ねられる作業の代表格は
なんと言ってもそれは塗り壁だろう。

イメージを手先の感覚に伝え、自在に文様を表現する。

試し塗りをしながら、施主の好むパターンを見出す。


これでいい!を見つけるこのお見合いは、
コテ仕上げの場合の醍醐味と言っていい。

パターンを選ぶのではなく、描き・つくり出す。

世界に二つとない紋様は、不安もあるけど、
逆に、だからこそいいとも言える。

プロにこそ頼む場所、自分でチャレンジしてみる場所、
うまく切り分けてゆく。

そして住まいながら、自分で修繕できるところはやる。
私が子どもの頃、障子貼りや襖貼りを親子でやるのは、
当たり前だったんだけど・・
でも気が付いてみると、どこかで途切れ出したような・・

やはり、ちょっと寂しい。


こうやって塗り壁教室やってるのも、
一つのDIYばやりのきっかけになってるのかもしれない。

それにしても、そんなにDIYが人気なら・・
大共ホーム流DIYシリーズでもこしらえたろうかな。
これは一応「やりたいことリスト」に追加しておこうと思います^^

昨日気になったニュース。
自国への誇りが日本は最低なんだとか。
ちょっと複雑な気分。

こういう質問された時、日本のどこを見て答えるんだろう?
岩手を誇りに思うかって聞かれたらどこを?
生まれ育った田舎を誇りに思うか、
もっと身近になら、会社を誇りに思うか、親を誇りに思うか、など、
考えるとキリがなくなる。

けど、
DIYが暮らしの知恵や知識なのだとしたら、
人から人へ直に繋いでいるかどうかは、
重要な一つの要素でかもしれませんね。

岩手の注文住宅なら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です