北欧住宅な構造

今日はぺっこ堅い話を。
住宅地を探索していると、工事途中の現場をたまに見かけます。
それも中途半端の状態で止めているものが多い。

この国では、中途半端であろうが、みかけは気にしない、
実を替えたら仕上げはそのうちにね、って感じで、
できる分ずつ少しずつ進めるべ!ってのが当たり前らしい。

それが私には好都合だった気がする。
断熱についてはまた日をみてお伝えするとして、
構造も年代とともに変化して来たんだなあ・・・
と思える住宅の写真を紹介しますね。

 

これはホテル近くの住宅地で工事中だった車庫ですが、
住宅の構造と同じです。
細かい空洞のあるセラミックブロックを積み上げている。
外周と主たる壁は30㎝程の厚いものを、
間仕切りなどは10㎝厚くらいのものを使用している様子。
これが現在の標準構造のようです。

 

そして、この増築&改築中の住宅を観ると、新旧の構造の違いがわかる。
右奥は増築部分で先程のブロックと同じ。

で、手前の既存住宅部分の断熱窓(木製サッシ)への交換によって、
晒された構造は煉瓦積みです。
煉瓦は水を通すのと劣化保護のため、スタッコを塗っていたんでしょうね。

それでもって、次の住宅を見てください。

 

石積み構造!?
吾が実家裏の石積みより緻密だべ。

とまじまじ眺めてしまった家の壁です。

この家も仕上げがはげ落ちてようが気にしない?
きっと大きな石はお城に、そこで出た細かい石は
きっと城壁とかこのように住宅に使ったのではないでしょうか。

でも、こういう細かい石を積み上げて住宅をつくってしまう、
当時の技術ってのもすごいものありますね。

ところで、この外壁の厚みってどのくらいあるのか・・・

 

古いレストランで見た窓の厚みで推し量ってみるしかなさそう。
やはりすごい、としか言いようがない。

この技術って、現在の住宅建築では見かけない。
でも新興住宅地でたまたま見た

 

この擁壁の石積みに息づいているような・・・
そんな気がしたのは気のせいでしょうか。

これはこれで、このままで終わりなのか、
はたまたこの後仕上げされるのか・・・
私の中で疑問が未だ残ったままなんです^^;

北欧のような家を建てる岩手の注文住宅なら。

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