黄砂と断熱と健康と。

今日のニュース。
「黄砂の日は、児童の喘息での入院リスク3倍以上」とのこと。
私も喘息をもっているのでこういうニュースは無条件で目に入ってしまう。

毎年、黄砂の時期は「調子が悪くなるよなあ・・」とは思っていたけど、
やはりそうかあ・・・と、今までもやもやしてたものが、
確信に変わりスッキリした気分。

黄砂自体が問題か、黄砂と一緒に巻き上げられる農薬なんかが問題なのか、
それはわからないけど、いずれ黄砂のない室内環境を整えればいいわけだ。
とすれば、住宅と事務所の改善で黄砂時期の私の体調もよくなるはず。
高気密であることと、換気のフィルターを改善すればいい。

まず、自宅で言えば高気密であることには絶対の自信がある。
問題は換気。
24時間の空調システムでフィルターは、
電気でハウスダストを焼き落とすタイプ。
この既存のフィルターにHEPAフィルターを加えればいい。

前後どちらがいいか・・・
目詰まりのことを考えれば、やはり後のほうになるだろうか。

事務所は、黄砂の日は机の上がザラザラするので
サッシ周りの気密性は今ひとつ足りない。
このサッシを変えるか、黄砂の時期が来たら目張りする?か
1階はいいとしても2階は毎年そんなことはしてられないし。
とすればやはり、サッシの交換が現実的で確実。

換気も現在は排気型とロスナイ併用に加え、
吸気口を設けHEPAフィルターをセットするか、
HEPA装備の換気システムに交換するか・・・

そんなところで、私が過ごす主だった室内の黄砂対策はできそう。

とは思うも、自分のことですからね。
今までやり過ごせてきてるし、よっぽど切羽詰まればだけど、
今の自分だけのためならきっとやらない。

でも、最近業界ニュースでは、
温熱環境が与える健康への影響がよく伝えられている。

 ・気管支ぜんそく
 ・喉の痛み
 ・咳
 ・アトピー性皮膚炎
 ・肌のかゆみ
 ・目のかゆみ
 ・手足の冷え
 ・アレルギー性結膜炎
 ・アレルギー性鼻炎

これらが断熱グレードが上がれば改善率も上がるというもの。
窓中心の調査だけど興味深い結果だった。

断熱グレード3.4、5に分けて、
断熱グレード3から4の間では改善率は上がるけど、
差はそれほど大きくはない。
けど、
断熱グレード4から5以上になると、改善率は大きく上がる。
疾患それぞれで違うけど、
グレード4から5に変わると、概ね10~25%改善する。

ちなみに断熱グレード5とは、
樹脂サッシでガラスは3枚、もしくは木製サッシでガラスペア以上。

こうなると、室内で過ごすみんなに影響することなので、
みんなのために、
事務所の断熱レベルをアップしたくなる。
省エネとスタッフの健康のために。

な~んてことここに書くと、

 いつですか?

なんて、明日には突っ込まれそうで怖い気もする。

岩手で健康に住まう家の新築・建替えのハウスメーカーなら。

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