二期目の仮設住宅は先日完成検査を迎えた。
恥ずかしいけど、すべてが完了したわけではないです。
住宅は完成してはいるものの、外構だけが間に合ってない。。

こういう少数戸の棟(2戸~5戸/棟)が8棟、段々畑のように配置されていて、
いざ外構に手をかけてみると、作業は次々と増えてくる。

こんな感じで、裏側の山肌を削り狭いスペースで土をかき出したり。
それでも検査は決行された。

談話棟に施工担当者と検査担当者が向き合い、あいさつもそこそこに、
工事内容と状況の確認。
建築、電気、設備、外構、各専門担当者のすり合わせを終えると、
「よろしくお願いします!」と共にそれぞれの検査へ散る。
私はと言えば・・・ いつものことなんだけど担当はない。
なので、担当を持たない検査トップの方に付いて回った。
同行しながら、質問に答えたりしていると、
さすが、大〇さんだなあ、説明が広く説得力があるよ。
と言ってくれたのでぺっこうれしくなった。
そうこうして、再集合の時間。
共通項の修正事項、個別の修正事項などを全員そろって確認し解散。
そこでまた先ほどの検査トップの方が近づいてきて、
丁寧な仕事をしてくれてありがとうございました。
大〇さんのおかげです。
(いえいえ、そんなことないです)
あなたのような大〇の棟梁さんがしっかりしているから、
私たちも安心していられます。
(棟梁?ここで私が大工さんと思われていることに気付く。
それまで〇=共?と、よく聞きとれてなかった)
でも、身に余るほどうれしい言葉です。
褒められたからではないけど、厳しさの中に優しさを持つ頼もしい人でした。
こういう人が復興の前線、で指揮をとってくれている。
そう思うだけで、
岩手も捨てたもんじゃねえべ。
ぜったい復興できるべ。
と思えてくるから不思議です。
その後は、「お疲れさまでした!」と検査員の方々を見送り、無事検査を終了。
まだ外構は少し残ってるけど、これで私たちの仮設住宅も最終となる。
いろんな感覚が入り混じり、正直、このことが何だったのか、
いまだ整理できていない。
だからだろうか。
妙に体が動いてないと落ち着かない。
それとは逆に、ふと給湯室の窓際でボーっとしてみたり。
やっぱ、花ってあったらいいよなあ。

ハンギングからこぼれ落ちてしまったこの花だって
ふとした感じで、隙間時間を満たしてくれますからね。
みんなから、「まだ、あきらめてないの?」と言われるけど、
これを見てたら、やっぱ届けたいべ!て、
より気持ちが強くなってしまいました^^;
毎日暑いですが、みなさん体調を崩しませんように。
岩手のハウスメーカーなら。
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