北欧住宅の高断熱を支える二重窓の秘密Ⅰ

今日は家づくり教室でした。
たくさんの方のご参加ありがとうございました。
毎日の雨にこの蒸し暑さにちょうど良いテーマではなかったかと思います。

夏を快適に住まうために、
せっかく建てるのだから最新の情報や技術の存在を知ってから建ててほしいですね。

今日は第4目的地に飛んでのお話を。
住宅の写真がぺっこは入らないとおもしろくないかと思いまして^^;

見学させて頂いたのは住んでいる家です。
森の中にある住宅地と言った感じでしょうか。

北欧住宅の高断熱二重窓1

 

この家かあ、

とは私も思いましたが、
実はこちらの家、軒先を通らせていただいただけ(笑

北欧住宅の高断熱二重窓2
こちらの家がお邪魔したお住まいです。

北欧住宅の高断熱二重窓3
北欧住宅の高断熱二重窓4

室内はこんな感じ。

北欧住宅の高断熱二重窓5

既成の暖炉にはない趣があり新鮮なものを感じました。

北欧住宅の高断熱二重窓5

これ、2階壁の天井際にあった鉄の棒?いや取っ手?

これ何だと思いますか?考えてみてくださいね。

さて、住宅の話はこんなところにて終了。

本領発揮で、私のいつものテーマへ移ります(笑

北欧住宅の高断熱二重窓7

こちらの住宅の窓、私の期待にもれず二重建具窓でした。
内側がペアガラス窓で外側がシングルガラス窓。
そしてその間にブラインドが据えられています。

最初からトリプルガラス窓にせず、なぜ二重建具なのか。
この方式で問題はないのか、ないとすればなぜなのか?
そんな疑問を解決するのが今回の目的の一つでもあったから、
他のことはそっちのけで私は食いついてしまいましたね(笑

まずはこの二重窓のしくみを説明してもらった。

北欧住宅の高断熱二重窓8
北欧住宅の高断熱二重窓9
この二重建具は左写真のように、通常は一体で動く。
これはこれで単なる開閉時は一動作で済むので合理的です。

 

右写真のように、繋いでいる金具を外すと建具は離れる。
これは窓ふきや窓際を飾る時に操作するのみ。

そして何より、一年を通じて窓を開けることがないのだそうです。
断熱がしっかりしているので、窓を開けない方が外気の影響を受けず、
快適な室温に保てるからだという。(ナットク!

この窓のしくみ、実は夏対策でもあったわけですが、
ウンチク長くなりそうなので、それは後ほどということで。

北欧のような家を建てる岩手の注文住宅ら。

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