見学では見えないもの。

今日は朝から工場の実験棟へ。

結露テスト棟は不発。
今朝は外気温高過ぎで温度差が小さすぎかと。
そして、データ取得トラブルの本実験棟は復旧。
そして先ほど確認したら、外気温が・・

断熱実験棟

 

 

 

 

 

 

こういう実験棟はやはり庭先にあったほうが便利だと改めて実感。

さて本日の完成住宅見学会。
陽射しはなかったけれど、来場された皆さんの熱気で、
室温23.7℃まで上昇。その時点の湿度50%強。

体感温度の高さも感じていただけたようでうれしい限りです。

今日の見学者で、驚いたことがあります。
窓ガラスのガスは抜けないのか?
というような質問が3人の方からあったことです。

築13年で窓が結露するようになった。
築20年ですでに窓ガラス内部が曇っている。
というものでした。

ガラス内のアルゴンガス等は残念ながら漏れます。
7年ほどで平均30%。
このことは一般では語られることはなかったけど、
欧米ではデータもあり、一般に認識されていることらしい。

そこで、そのためのガラススペーサーが開発されてきている。
今回の見学会場の窓にはそのための最新のスペーサーが採用されている。
試験データでの5年漏出率は1%未満。

窓の性能値が購入時性能だとすれば、
それをどこまで維持できるのかも窓性能の一つ。
加えて、性能劣化した窓ガラスの交換時の容易性もまた
長期的にみたらコストパフォーマンスを上げるポイント。

こんなことを、一般の方に話した日には、
マニアック過ぎて敬遠されそうで・・・
私が語ることはほとんどありません。

でも、今日は語ってしまいました。
水を得た魚のように(笑

余計な話だったかもしれません。
そのようでしらお詫びします。

さて、絶好の断熱体感会も明日がラスト。
明日も少しお待ちいただくこともあるかもしれませんが、
この時期だからこそ、ぜひ体感頂きたい見学会です。
会場でお待ちしておりますね^^

 

 

岩手で家の新築・建替えのハウスメーカーなら。

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