北欧の温水壁暖房

今日はお休みではあるけど、お約束していたお宅の現地を拝見。

既存のものをできるだけ活用しながら敷地をどう有効利用するか。
そして暖かく快適な暮らしをどれだけ無駄なく実現するかなどの相談です。
もちろんこの時期しかわからない現在の寒さもばっちり体感させて頂きました。
来冬には、ぜひ暖かい暮らしを迎えられるようにしてあげたいですね^^

暖かい家と言えば、断熱と暖房が頭に浮かびますが、
今日は先日の出張でみかけた温水壁暖房を紹介しようかと。

北欧の温水壁暖房:温水パイプ配管

北欧の温水壁暖房 (1)

 

これは実際に展示していた配管の実サンプル。
当社と同じ三層管を使用しているのはさすがです。

ここからは、施工手順の展示パネルより。

温水壁暖房施工手順

北欧の温水壁暖房 (2)

 

ところが、

 この施工は・・

配管のジョイントです。
せっかく三層管を使用しているのに、配管途中で継いでいる・・;
私達なら、途中で継ぐなんてことはしない。
このジョイントが施工後十数年で一番液漏れのリスクが高いからです。

取り回しはちょっと面倒だけど、回路分けすればいいだけのはず。
いい材料を使っているんだから、ここで手間暇を惜しんでほしくはかったかな^^;
・・・ここだけが実に惜しい!(ここはあくまで私の個人的考えですので、、)

北欧の温水壁暖房配管の伏せ込み

北欧の温水壁暖房(3)

 

メッシュ二層で蓄熱層を構成。土壁材のような素材でした。

北欧の温水壁暖房(4)

下地仕上りの厚みは25mmほど。

北欧の温水壁暖房(5)

 

アップで見るとこんな感じ。
そしてこれに仕上げ塗りをすればOKということでしょう。
でも、この状態だとできないことはないけど、
仕上げは塗り壁ってことになるのかもしれません。

壁蓄熱、三層管、メッシュ二層・・・

これらにプラス、しっくいの厚塗り利用ってありかもね。
リフォームの輻射面増しにも使えそう。

あとは、管材の留め金具をどうするかだけ。
次回のPX-2でやってみたくなってきましたよ(笑

自分たちの持つものに、どうアレンジできるか。
こういう発見ができるのも、世界の展示会の楽しみの一つなんです^^

北欧の技術でつくる岩手の高断熱住宅なら。

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