トイレヒーターの野望

天気予報での今週の最低気温は冬らしいお天気とのことで楽しみにしていた。
とその時、事務所内でふと私の視線を引くものがある。

??これは・・・ 私の実験用のヒーターだべ。
誰が勝手に引っ張り出したの?
それは8号の足元ヒーターに使われているようだった。

確かに、
大きな窓ガラス際の8号の席はコールドドラフトで足元冷えるんだろな。
有効に使って貰えるならヒーターも嬉しいってもんだべ。

ところが、ヒーターが何か語りかけてくるような・・・
 ここはオレの居場所じゃない、もっと活躍できる場所あるだろ!

?ぺっこ待て、あるかもよ。
そうだべ、遊び心でPX-Ⅱでチャレンジさせてみるのも面白いかも?
そう思い出したら止まらない。

8号ごめん、ヒーターがぺっこ大仕事っこすてみてえんだそうだ。
数日だけ借すてけで。

 え、え、まあ、私のじゃないので、どうぞ、、と快諾(笑

で、その結果がこれ。

トイレヒーター1台暖房

外気の最低気温 -7.1℃  外気の平均気温 -0.6℃

室温の平均温度 19.8℃

トイレヒーターの挑戦は丸二日間、今日の13時にて終了。
PX-Ⅱの大兄貴分には及ばないものの野望達成はいずれ間近かもしれない。

そこで、PX-Ⅱが心地よくトイレヒーターとコラボできる条件を考えてみる。

 ①サッシの断熱性をさらに上げ、窓の日射取得面積をもっと広げる。
 ②さらに改良し、窓の取付性能を上げる。
 ③PX‐Ⅱの弱点を克服。

②はまだまだ北欧などには及ばない。
③の弱点とは、

住宅内調査温度

外れまくっている黄色ラインが、他の調査温度域に入れば良いのかと。

PX-Ⅱは、PX-Ⅰをベースの改良型で、
当社の”無暖房の家”シリーズにどこまで近づけられるか、
というコスパ追及を任務としている。

PX-Ⅱはこれまでの4年に及ぶ断熱比較実験のデータのお陰だ。
断熱比較実験でも、

断熱比較実験(1)

断熱レベル4段階4棟のの実験棟。
当り前すぎる温度並びを変えられるか、C棟のみをいじりまくる。

すると、小さな変化が散見されるようになり、

断熱比較実験(2)

時折、D棟よりC棟が優位となる場面が出てくる。

断熱比較実験(3)

そしてその頻度を増やすべく、
想定できる要因を考え、順に確認しながらC棟をいじる、その繰り返し。

これら実験棟との付き合いも長い。
私にとってC棟はPXシリーズそのものなんです。

いつかC棟が引退しても殿堂入りできるようにしたいですね^^

 

 

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